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本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

ホーム > アーカイブ - 2009年08月

ボクのまんが記

手塚治虫の厚いマンガ。
自伝的な長編マンガかと思って買ったら
短篇を集めて
メインはマンガの描き方的なお話。
ちょっと予想と違いました。
ボクのまんが記 (シリーズ昭和の名作マンガ)ボクのまんが記 (シリーズ昭和の名作マンガ)
(2008/05/20)
手塚 治虫

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[ 2009/08/26 09:55 ] | TB(0) | CM(0)

劇画バカたち!!

辰巳ヨシヒロの『劇画漂流』に先行すること16年。
同じ大阪の日の丸文庫を舞台とした
劇画創生期のマンガだ。
こっちが先なんだが、
お話的にも、絵的にも
圧倒的に辰巳氏の方がいい。
松本正彦氏は
もっとガンガン書いても良かったのでは。
紹介されたさいとうたかを氏への
配慮が感じられるのは
僕だけだろうか。
劇画バカたち!!劇画バカたち!!
(2009/04/21)
松本 正彦

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[ 2009/08/25 09:08 ] | TB(0) | CM(0)

世界の終わりと夜明け前

浅野いにおがあちこちに書いていた短編をまとめた短編集と思われる。
興味深いのは主人公が漫画家の自伝小説。
漫画家として成功して故郷の同窓会に帰るというストーリー。
過去への後悔や追憶、現在の自分への失望などが
織り交ぜになって、そして先を向く。
しっかりとした絵がリアリズムを支える。
終末観が漂う短編集だ。
世界の終わりと夜明け前 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)世界の終わりと夜明け前 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
(2008/10)
浅野 いにお

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[ 2009/08/19 09:39 ] | TB(0) | CM(0)

ぼくのメジャースプーン

辻村深月は『凍りのくじら』が良くて
その後何冊か読んでましたが
この本はダメでした。
若い作者なのは知っていましたが
若書きについていけませんでした。
途中で止めちゃいました。
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)
(2009/04/15)
辻村 深月

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[ 2009/08/18 14:17 ] | TB(1) | CM(1)

3分でわかる ロジカル・シンキングの基本

3分でわかるってタイトルは定番だけど
けっこう引っかかっちゃうね。
ロジカルシンキングの本は
以前ほかにも読んだことあって
その流れで買った本。
総花的に論理的思考について
まとめた本。
総集編って感じ。
総集編はあんまり役に立たないんだよね。
論理思考を
1. 考える
2. 伝える
3. 鍛える
4. 実践する
という構成になってる。
この構成がその通りなんだけど
コミュニケーションされない感じ。
当たり前すぎて
通りすぎちゃう。
3分でわかる ロジカル・シンキングの基本3分でわかる ロジカル・シンキングの基本
(2008/06/28)
大石 哲之

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[ 2009/08/18 14:03 ] | TB(0) | CM(0)

虹ヶ原 ホログラフ

浅野いにおのダークサイドファンタジー。
いつも現実と折り合いがつかなくて
悩んでいる人物が
主人公となる作品が多い浅野。
この本は、その裏側の物語。
登場人物はすべて悪の面を持っている。
登場人物も多く、
子ども時代と大人になってからが錯綜するし、
重要なシーンがワンカットだったりして
とにかくわかりにくい。
タイトルのホログラフとは立体画像のこと。
多数の人物が登場し、過去と現在が行き交う
構成をさしていると思われるが
同時に
人の多層的な人格や性格を象徴している
と読める。
何度か読み直した。
意味が取りにくいが
社会への不適合=人の持つ原罪
という浅野のダークサイド面と読める。
虹ヶ原 ホログラフ虹ヶ原 ホログラフ
(2006/07/26)
浅野 いにお

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[ 2009/08/14 09:37 ] | TB(0) | CM(0)

永遠の出口

小学3年から高校3年まで。
一人の少女の姿を
9つのエピソードで綴る物語。
作者は直木賞作家の森絵都。
児童文学からスタートした作者が
初めて大人向けに書いたストーリー。
それぞれに引き込まれるエピソードが
紡がれていて
作者の並々ならぬエンターテイメント力に
感心させられる。
中でもクラスの人気者の女の子との
誕生会を巡る気まずい感じのエピソード。
高校のバイト先でのドラマが
あるあると共感させられながら
その見事な語り口で結末まで一気に読まされた。
主人公の紀子には、チビまるこちゃんやサザエさんに通じる
感覚がある。
それは普通ということ。
普通とは何か? それはジタバタすることだ。
何かあると慌てて、ジタバタして、あせって
その中で、時々、いつもはそんなに出ていない自分らしさが顔を見せる。
その絶妙な感じが、あるあると共感を呼ぶ。
永遠の出口 (集英社文庫(日本))永遠の出口 (集英社文庫(日本))
(2006/02/17)
森 絵都

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[ 2009/08/12 10:11 ] | TB(0) | CM(0)

ソラニン1・2

浅野いにおのマンガ。
短篇を中心としていた作者の初の長編マンガ。
作者はバンド活動をしており
この物語も大学を卒業した
元バンド仲間の軌跡が縦軸として
描かれている。
ヒロインはOLとして勤めているが
社会人としての不適合を感じている。
同棲する彼氏も卒業後
バンド活動をしながらも
デザインの仕事をしている。
いろいろ悩んだ末
ヒロインは会社を辞める。
彼氏もバンド活動を本腰を入れる。
デモテープを送って
反応があった会社は
アイドルのバックバンドとしての
オファーだった。
一緒に行ったその席で
話を断るヒロイン。
その後、二人ともプーで
行き詰っていく二人。
そしていなくなる彼氏。
数日後、彼氏から電話。
二人で幸せになろうという彼氏。
ところが事件が起きる。
2巻ではバンドのボーカルへ
意欲を見せる彼女の姿が描かれる。
初ライブを終え
ヒロインの新しい旅立ちで
物語は終わる。
一つのストーリーを追うことで
浅野いにおがこれまで
短篇で描いてきた
閉塞感や喪失感に
理由が与えられる。
しかし、ここでも
絵がけれ続けるのは
現代という喪失の時代に
生き続ける人の姿なのだ。
タイトルの「ソラニン」とは
ジャガイモの芽に含まれる
毒のこと。
空人の意味も感じられる。
ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)
(2005/12/05)
浅野 いにお

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ソラニン 2 (ヤングサンデーコミックス)ソラニン 2 (ヤングサンデーコミックス)
(2006/05/02)
浅野 いにお

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[ 2009/08/07 16:20 ] | TB(0) | CM(0)

キングゴルフ

ゴルフマンガ。
ゴルフ関連の仕事やってるもんで
読んでみました。
メチャ不良が
ひょんなことから高校のゴルフ部に入り
紳士のスポーツ、ゴルフで
てっぺん目指す話。
ちょっとルーキーズに似てる。
絵がなあ……
プロゴルファーが監修についてるんだけど
もっときれいな絵なら大人も読めるのにね。
残念!
KING GOLF 1 (少年サンデーコミックス)KING GOLF 1 (少年サンデーコミックス)
(2009/01/16)
佐々木 健

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[ 2009/08/07 13:01 ] | TB(0) | CM(0)

素晴らしい世界1・2

今、けっこう注目の漫画家であるらしい
浅野いにおの短編連作集。
サンデーGX系の作家。
主人公が次々にリンクしながら
次のお話が展開される。
学生やら社会人になったばかりの人が中心。
最後のほうに人生の終わりの方の人が出てくるのは
意図ありそうな感じ。
最後には考えることを一切やめてしまう奇病に
ヒロインが罹る。
それって大人になるってことのたとえかねえ。
基本に流れるのは虚無感。
そこからの帰還。
死神っぽいのも出てきたりして
生きることのそばに死がある感じもある。
考えてみれば、みんなそうやって
ガンバって生きているよね。
素晴らしい世界 (1) (サンデーGXコミックス)素晴らしい世界 (1) (サンデーGXコミックス)
(2003/05/19)
浅野 いにお

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素晴らしい世界 (2) (サンデーGXコミックス)素晴らしい世界 (2) (サンデーGXコミックス)
(2004/05/19)
浅野 いにお

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[ 2009/08/04 11:35 ] | TB(0) | CM(0)

月魚

三浦しをんの本。
直木賞の「まほろ駅前~」でファンになった作家です。
この物語は若い古本屋2人の物語。
連作になっていますが
一番長い「水底の魚」というお話がおもしろい。
田舎の旧家へ古本を査定に行き
そこでその村の古本屋と査定競争になるのですが
そこに二人の若者の過去が絡んできて……。
シンとした静けさの中にときおり暑さを感じさせられます。
月魚 (角川文庫)月魚 (角川文庫)
(2004/05)
三浦 しをん

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[ 2009/08/04 09:51 ] | TB(0) | CM(0)

BLUE

エロマンガ家山本直樹の14年前の短編集。
もっとも評価の高い1冊。
死を感じさせるシーンが唐突に出てきたりして
エロと死とが交錯する感じが
何か切ない。
学生ものが多くて
高校生や大学生の無力感や虚脱感が
エロの後ろから立ち上る。
エロを書いて物語が生まれればいいし
生まれなかったらそれでもいい。
と作者は言っている。
その脱力感がまた作品にも
いい意味で出ている。
女ってわからん。人生ってわからん。
てな感じ。
BLUE (OHTA COMICS)BLUE (OHTA COMICS)
(2006/07/20)
山本 直樹

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[ 2009/08/03 09:57 ] | TB(0) | CM(0)

天食

泉昌之のマンガ。
この人は『かっこいいスキヤキ』からのファン。
大人のギャグマンガだけど
いろいろなジャンルがあって
中でもB級グルメを初めてのお店で食べて
結局おいいしくなくて失意のどん底へ!
というパータンのマンガが好きです。
久々の単行本。
個人的にはお侍さんが現代で食べ歩くパターンより
トレンチコート来たハードボイルドな男が
食べて失敗する方が好きです。
天食天食
(2009/06/27)
泉 昌之

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[ 2009/08/03 09:35 ] | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
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