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本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

ホーム > アーカイブ - 2009年12月

ヤクザが店にやってきた

軽い気持ちで買ったけど
何だかおもしろくなって
ドンドン読み進んじゃいました。
作者は川崎市でクラブ、スナックなど
飲食店50店以上をオープンする
経営者。
オープン以来「暴力団お断り」
の看板を掲げて営業する。
が、ヤクザはやってくる。
そのヤクザとの戦いのエピソードが
次々と綴られていく。
臨場感あるヤクザの店内での様子。
それに対応する作者の姿。
それらがリアルに描かれているところに
ドラマを見るような緊張と興奮がある。
本の最後にまとめられた23カ条は
飲食店を経営する人々にとって
ヤクザと戦う大きな力となるだろう。
でも、読み物としてのおもしろさが
一番かな。
ヤクザが店にやってきた―暴力団と闘う飲食店オーナーの奮闘記 (新潮文庫)ヤクザが店にやってきた―暴力団と闘う飲食店オーナーの奮闘記 (新潮文庫)
(2009/08/28)
宮本 照夫

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[ 2009/12/11 11:55 ] | TB(0) | CM(0)

精霊の守り人

本屋にシリーズの文庫がずらっと並び
気になっていたファンタジー。
最初の1冊を読みました。
古代日本らしき世界を舞台にした
非常に入りやすい内容。
それは作者の上橋菜穂子さんが
文化人類学者として
きちっと世界を構築していて
その世界が私たちにつながる
世界だからでしょう。
言ってみれば、
このファンタジーは
私たちにつながる物語。
今の日本、今の私たちを考えるとき、
その礎を見つめる物語。
主人公は女用心棒バルサ
そして新ヨゴ皇国の皇太子チャグム。
この二人が出会ったときから
物語は動いていたのです。
精霊の卵を宿したチャグムに
父の帝は刺客を仕向けてきます。
そのチャグムを守ることになったバルサ。
建国神話の秘密がそこに明かされていくのです。
次が読みたくなる1冊です。
精霊の守り人 (新潮文庫)精霊の守り人 (新潮文庫)
(2007/03)
上橋 菜穂子

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[ 2009/12/10 09:41 ] | TB(0) | CM(0)

ゲーム

山田悠介が続く。
電車などで軽く読めるのでね。
ゲームは長編。
題材はいじめ。
かつて小学校時代に
いじめをしていた英明と
その周辺のクラスメイト
先生が殺されたり、誘拐されたり。
こう書くと、けっこう陰惨な感じだが
山田悠介の作品は
そうならない。
この辺のバランス感覚が
読み手に軽さを感じさせるところだろう。
ただ、軽いということは
記憶に残りにくい。
まさにゲーム感覚。
×ゲーム (幻冬舎文庫)×ゲーム (幻冬舎文庫)
(2007/08)
山田 悠介

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[ 2009/12/03 10:23 ] | TB(0) | CM(0)

ブレーキ

山田悠介の恐怖小説。
いつもながらシンプルながら荒唐無稽な設定を
生み出す発想力に驚く。
ビンゴは、ビンゴで死刑執行。
サッカーはお互いを殺しあうサッカー。
ボールは切った生首。
ババ抜きはババ抜きで決める死体遺棄。
ゴルフはゴルフでバーディーを取らないと爆発。
ブレーキは疾走する自動車のブレーキを踏むと
思いを寄せる女性が死ぬ。
何という設定の数々。
そして描き切る意志。
ギリギリのところで快感で終わらせる力は
遊園地のジェットコースター感覚。
ブレーキ (角川ホラー文庫)ブレーキ (角川ホラー文庫)
(2008/05/24)
山田 悠介

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[ 2009/12/02 07:15 ] | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

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