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本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

ホーム > アーカイブ - 2012年06月

外国為替トレード 勝利の方程式

トレードだけではなく
人生すべての闘いに通じる本だ。


これは闘いについての本だ。
本というのは読み方次第で
いろいろと訴えかけてくる。
人生は闘い。
そう考えれば
ひとつの闘いについての本から
いろいろと教訓を得ることができる。

外国為替トレードの
参考資料としてももちろんだが
人生の闘いについての教訓書としても
深い味わいがある。

心に残ったポイントを。
○負けるときは小さく勝つときは大きく
○むずかしい相場(闘い)は避ける簡単な相場(闘い)を見落とさない
○根底は人間の行動心理学
○チャンスは早い者勝ちの世界
○相場(闘い)の季節性・1日の動き
○政治ネタに敏感なアメリカ人
○相場(闘い)では入り口が大切
○復習を繰り返す
○順張り(流れに沿う)が基本
○レンジ相場(勝敗のわかりにくい局地戦)に手を出さない
○まず守り次に試す
○局面での負けを認める
○少数派を楽しむ
○流れもいつか変わる
○自分の限界を知る

なかでも局面での負けを認める
という言葉の意味は深い。
負けを認められず
その闘いにこだわり続けて
かえって負けを大きくする。
そんな経験がよみがえる。
熱くなってさらに入れ込み
さらに負けを大きくする。
そこは潔く負けを認めることで
負けを小さく止めることができ
次の勝負へと向かうことができる。


外国為替トレード 勝利の方程式外国為替トレード 勝利の方程式
(2005/07/28)
今井 雅人

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[ 2012/06/29 09:23 ] | TB(0) | CM(0)

X-MEN 2

アンチ人類!

X-MENはさまざまな超能力をもつ
ミュータントと人間が対立する
SFムービーである。
アンチ人類の視点で見ると
物語はマイノリティへの鎮魂歌に聞こえてくる。

マイノリティとは何か?
多民族国家アメリカの現実と未来が
エンターティメントの中に描かれている。
戦闘シーンがさらにスケールアップしながら
こうしたテーマを描いていく。

人間という非人間。
人間によるミュータントへの抑圧こそが
ビジネス、政治における
人間の非道を象徴する。
その裏に原体験としての怒りがある。
被差別側の痛みがある。

決壊するダムは人間とミュータントの
新たな文明への兆しとなるのか。


X-MEN 2 (初回出荷限定価格) [DVD]X-MEN 2 (初回出荷限定価格) [DVD]
(2003/09/12)
ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー 他

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毎日かあさん

毎日毎日、人生なんだ。

大好きな西原理恵子さんの漫画を映画化したもの。
小泉と永瀬の元夫婦共演でも話題になったっけ。

リアル家族。
そんな言葉が浮かんできた。
汚し放題の子どもたち。
アル中のダンナ。
締切仕事。
そこにはきれい事はない。
すべてをさらけだして
たくましく生きているかあさんがいる。

漫画は踊る。されど進まず。
映画の中に西原理恵子の漫画が挿入され
動き出すのが素敵なリズムを作っている。
あたふたバタバタの日々。
漫画はスクリーンで踊る。
しかし、日々は進まず。

そして、アル中。
病院から家に帰ってきたアル中のダンナ。
1500回目の断酒宣言を破棄したところから
壮絶な毎日が動き出す。
遂には離婚へ。
元ダンナは旅先でまたもや吐血し
アルコール依存症更生施設へ。

海に通じる川を家庭用プールで下り
おとしゃんに会いに行こうとする
息子と娘のおバカなエピソードに泣かされる。

アル中が完治した元ダンナは
ガンになっていた。
最後の時間を家族と過ごすために
アル中を直して家に帰ってきたダンナ。

後半は涙が止まらない。
エンディングの写真は元ダンナが
ラスト近くで家族を撮っていたもの。
その映像に元ダンナのまなざしを感じて
また泣けてきた。

きれいごとでない家族。
泣くひまがあったら笑おう。
僕たちも。

毎日かあさん 豪華愛蔵版(初回限定生産DVD2枚組)毎日かあさん 豪華愛蔵版(初回限定生産DVD2枚組)
(2011/09/07)
小泉今日子/永瀬正敏

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グリーン・カード

始まりはイミテーション。

大人のためのラブストーリーだ。
アメリカ人女性は温室のあるアパートを借りるため
フランス人男性はアメリカの
グリーン・カード(労働許可証)を得るために
偽装結婚をする。
二人は入獄管理局の審査を受けるべく
アルバム用の写真を撮り、お互いを知りあう。
しかし、なかなか一筋縄ではいかない。
そうするうちに互いに惹かれあっていく二人。

すべてはイミテーションから始まった恋。
お互いを知る旅がやがてお互いを愛する旅に変わる。

エピソードを重ねる物語性で
スッと入り込む。
気がつけば二人の愛を応援している
自分がいる。

アンディ・マクドウェルはチャーミングで
ジェラール・ドパルデューは個性的で
観ていて心がやさしくなる
クラシカルなラブムービーだ。
グリーン・カード [DVD]グリーン・カード [DVD]
(2004/05/21)
ジェラール・ドパルデュー、アンディ・マクドウェル 他

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第9地区

エイリアンムービーにこの手があったか。

見ていて後味が悪い映画だ。
その理由は多分自分の中にもある
差別意識を認識させられるからだ。

この映画ではエイリアンは
地球上に漂着した
マザーシップにたくさん乗っていて
そのたくさんのエイリアンは
南アメリカのある地域に隔離されている。
収容所や差別、捕虜などの
イメージがそこにはある。

そして人間による
エイリアンの虐待が日常茶飯事であり
その映像が冒頭に続くことから
後味が悪くなる。

画像も汚れていてダーティーな印象。

そしてエイリアンの移住計画を任されたリーダーが
エイリアンと対峙する際
ある液体を浴びて
エイリアンに変身していく。
この辺りはカフカの変身だ。
ある日起きたら手がエイリアンになっていた。

そして、彼は生体実験の材料にされそうな
ところを逃げ出す。
しかし、あまりできのよくない
主人公の彼はヒーローにはなれない。
宇宙船で脱出しようとするが
撃ち落とされ、地上を逃げまどう。
さらに知り合ったエイリアンとともに
捕まるが、さらに暗黒街のボスにも狙われるという始末。

最後はガンダムかという
戦闘装置に乗り闘うがこれもスカッとはしない。

終始何か抑圧された感じがつきまとう。
これはなぜなのだろう。
きっとエイリアンへの差別
ダメダメな主人公と
マイナス要素にウツウツとしてしまうからだろう。

エイリアンが被差別民俗という
その発想はその手があったか
という印象なのだが……。


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(2011/04/21)
シャルト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ 他

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サブウェイ・パニック

白眉のサブウェイ・サスペンス。

クラシカル・サスペンスは味わいも展開も超一流だ。
1970年代。35年以上前のアメリカ・ニューヨーク。
地下鉄を占拠した集団誘拐事件が起きる。
味のある俳優たちがズラリとそろい
この映画を魅力的にしている。

軽口のアメリカンたちは
どんな状況でもジョークを口にする。
主人公は鉄道刑事のウォルター・マッソー。
ひげを生やしたこの刑事が渋い。
市長、警察組織、地下鉄組織が
それぞれに軽口を叩きながら
真摯に事件に取り組む。
組織が人間の組織として
機能していた良き時代。
だからこそ、人間の知恵と勇気が
事件を解決に向かわせる。

敵役となる強盗たちもいい。
ピエロのマスクをかぶった姿は
滑稽で、怖い。

加速する物語。
クライマックスに向けて
事件は大きく展開する。
現金を手にした強盗たちは
どうやって逃げるのか。
マッソーは追い詰め切れるのか。
手に汗握る展開とは
まさにこのこと。

今のようにCGや派手なアクションで
緊張感を作っていくのではなく
物語の積み重ねで緊張のボルテージが
高まっていく。

ラストの終わり方もしゃれている。
ぜひ観てほしい一本だ。

サブウェイ・パニック [DVD]サブウェイ・パニック [DVD]
(2009/05/22)
ウォルター・マッソー、ロバート・ショウ 他

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プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

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