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本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

ホーム > アーカイブ - 2013年08月

デイトレード大学

日経225先物の
デイトレードで
稼いでいくための本。


独特の少し癖のある語り口に
なぜか引き込まれる1冊。

財テクは会社をつくってからやりなさい!
と最初は会社のつくり方から教える。

で、デイトレード
それも日経225先物での
トレードを教えていく。
デイトレードはその日で決済し
原則次の日に持ち越さない。
持ち越しのリスクがないのがメリット。
不安が強い人にふさわしいトレードスタイル。

なぜ日経225先物か。
先物主導で現物株が動いているから。
機関投資家やプロにとって
デイトレードといえば
日経225先物のことだそうだ。

その後、基本的なトレードの仕方を教え
トレーディングのポイントを語る。

さらに各種ツールの説明。

この辺の語り口がムダがなく
教科書的でなく
パキパキ明快。
ついて行きたくなる(笑)
シンプルということは
整理されているということだ。

最後に1日の流れに沿って
トレード手法を紹介している。
これがリアルだ。

そんなに厚い本ではないが
そこに書かれているツールや
トレンド手法は
多彩で豊富な知識量に
裏打ちされている。
そこを全部使いこなせるかどうか。
力量のない、勉強が少ない
初心者にはすぐには真似できないとは思うが……。
当たり前か。
投資はそんなに甘い世界ではないと
いわれそう。
ただ、理解できたなら
実践できたなら
あなたもデイトレーダーに
なれるかもしれない。

デイトレードで
株をと考える方は
ぜひ一度読んでみてほしい。


デイトレード大学―トレーディングで生活する!基礎からプロのテクニック (パンローリング相場読本シリーズ)デイトレード大学―トレーディングで生活する!基礎からプロのテクニック (パンローリング相場読本シリーズ)
(2002/06/15)
岡本 治郎

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[ 2013/08/30 15:58 ] | TB(0) | CM(0)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

これは終わりの物語であり
始まりの物語である。


村上春樹はいつも切ない。
どこか悲しい。
それは読むこちら側の
気持ちのありようかもしれない。
いつも、かつてとこれからを刺激される。

村上春樹の書く物語はいつも
今日と明日の境目にポツンと
置かれているような気がする。

この本もそうだ。

多崎つくるという主人公が
かつての友だちを巡礼する。
そこにはある秘密があり
物語を動かす
機動力になっていく。

はるか昔
高校時代の話であり
社会に出てポジションをもった男が
学生時代の問題に改めて立ち向かう
という姿は
青年でも
実年でも
読み手の側に引き寄せて
とらえることができる。

これはあえて言えば
人生の終わりの物語であり
同時に終わらない限り
始まりの物語でもあるのだ。

さらに。
日本に、この世界の中に置かれた
私たち一人ひとりが
過去に向かい
現実と対峙し
今日から日付が変わる明日を
待ち望むことでもあるのだ。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
(2013/04/12)
村上 春樹

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[ 2013/08/29 15:26 ] | TB(0) | CM(0)

日本のセックス

タイトルで買うか、買わないか。
読むか、読まないか。
官能小説ではない。
濃密な性と生の物語だ。
今の日本はこうだ。


このタイトルが挑発的だ。
官能小説ではある。冒頭は。
しかし、それを大きく凌駕していく。

主人公の容子は
夫に誘われ
スワッピングの世界に足を踏み入れる。
そこで起こった惨劇。
さらにストーカー。
さらに交通事故。
主人公は性と生の最中を
激しく動かされる。
そして、立ち現われてくるのは。
セックスという視点から見た
日本という国の今の姿であり
男女のありようであり
そして、壮絶な愛なのだ。

どこへ行くのかわからない。
スリルとスピード、エロス。
それは一見平和に見える
日本の本当の姿なのかもしれない。

日本のセックス (双葉文庫)日本のセックス (双葉文庫)
(2012/11/15)
樋口 毅宏

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[ 2013/08/28 15:56 ] | TB(0) | CM(0)

史上最大のボロ儲け

サブプライムローンの破綻は
決して予期できないものではなかった。
しかし、その予想に賭けるのは
また並大抵ではなかった。


リーマン・ショックと呼ばれる
サブプライムローンに端を発した
世界恐慌。
この出来事の最中に
サブプライムローンの破綻を予期し
そこに賭けた男たちのドキュメンタリーだ。

ミステリーを読むような緊迫感と
圧倒的なサスペンス。
事実はフィクションを凌駕している。

あの出来事を改めて
振り返ってみるのに
最適な一冊だ。

サブプライムローンの破綻は
予期できないものではなかった。
この本でも何人もの
ヘッジファンド系の投資家が
破綻を予測し、そこに投資しようとしていた。

しかし、その男たちすべてが
成功したわけではなかった。
データを分析し、自らの結論を導き出す。
そして、それを信じ続ける。
さらにタイミングによっては
同じように破綻を予期しても
成功者と失敗者に分かれる。
そうした、投資の厳しさを
目の当たりにする。


ちなみに成功した男たちが
買っていたのは
CDS(Credit default swap)と呼ばれる
デリバティブ取引の一種で
破綻にかける保険のようなものだ。

中でも大きく成功した
ジョン・ポールソンの
意志の強さと好機をを見定める目には
感心させられた。

一方、サブプライムローンの破綻を
予想できなかった
大手投資銀行の男たちには
大企業ゆえの膠着を感じた。

論理的に分析し
結論を導き出し
その結論を信じ切る。
そして、運命の女神の
好機を待ち続ける。
その強さと強運が
成功には必要なのだ。

史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
(2010/12/09)
グレゴリー・ザッカーマン

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[ 2013/08/27 15:21 ] | TB(0) | CM(0)

禅-シンプル発想術

「なにものにもとらわれない」
「今を生きる」
禅的な考え方を
こころに宿せるか。


僕はまだ修業が足りない。
自分で作った檻に
自分を入れている。
そう感じた一冊。

冒頭の
春を身体で感じる。
というくだり。
少しずつでもそうなりたいと
思った。
毎日が無理でも
時折は禅の考え方になる。
それが広がっていけば
いいのではないだろうか。

禅-シンプル発想術禅-シンプル発想術
(2011/08/11)
枡野 俊明

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[ 2013/08/23 16:13 ] | TB(0) | CM(0)

マーケットの魔術師

誰もが薦める投資の名著。
いろんな投資家の人生が
ギュッと詰まっている。


何度も読み返したい。
読み返すたびに気づきがありそう。

有名なシリーズの最初の1冊。
心に残った言葉をいくつか。

「トレンドが変わるまでは、
 僕はずっとショートしている」
「ファンダメンタル、テクニカル、場味、
 この三つがそろったとき、
 初めて最高のトレードが可能になる」
マイケル・マーカス

「自分の感情や自分の想像を
 絶するような事が起こったときには、
 そのことに関連している
 すべてのポジションを
 手仕舞うようになったんだ」
「定期的に
 間違いを繰り返すように
 心掛けなさい」
「なぜ相場がそう動くのか
 理解できるまでは、
 ポジションをとることはない」
「相場は先行する」
ブルース・コフナー

「相場は新高値を付けたときに
 非常に強く見えるが、
 それはしばしば
 絶好の売り場なんだと学んだ」
「常に自分の出発点は
 前日の引け値だ」
「トレンドが出るのは
 相場全体の十五パーセントしかなく、
 残りはボックスで推移する」
ポール・チューダー・ジョーンズ

「良いトレードの要素とは、
 一に損切り、二に損切り、
 そして、三に損切りだ」
エド・スィコータ

他にもたくさんあり過ぎる。
機会を見て読み返したい。

マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣
(2001/08/01)
ジャック・D. シュワッガー、横山 直樹 他

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[ 2013/08/19 16:41 ] | TB(0) | CM(0)

運と実力の間(あわい)―不完全情報ゲーム(人生・ビジネス・投資)の制し方―

不完全情報ゲームをどう制するか。
その秘訣をポーカーの
世界チャンピオンが語った。


ポーカー、麻雀、ビジネス、人生は
すべての情報が開示されていない
不完全情報ゲーム。
だから、相手によって、状況によって
プレーを変えるゲーム。
これと対照的なのは
将棋、囲碁。
こちらは相手が誰だか関係ない。
だから、「次の一手」という
出題が可能になるという。

では、ポーカーに人生を学ぶとしたら。
筆者は2012年WSOP(世界ポーカー選手権)の
あるトーナメントで優勝したプロのポーカープレーヤー。
彼の人生にヒントを探そう。

読破して納得。
目次がまさに答えになっていた。
この本は一級のビジネス書であり
トレードの参考書でもあるのだ。

目次をかみしめよう。

〇価値があるのは競争相手がいる環境
〇強者と同じ空気を吸う
〇「とりあえず練習」では強くなれない
〇成長に繋がるのは真剣な時だけ
〇短期間で可能な限りの経験値を積む
〇点検して試行錯誤する
〇高い集中力を身に付ける
〇強者を観察して真似る
〇変化こそ人間の能力だ
〇コストのかかっていない情報は信用しない
〇買ってる時こそやり方を変える
〇淡々と「期待値」で動く
〇運が来た時に勝ち切るために
〇感情にかられれば負ける

いろいろ腑に落ちることがたくさんあった。


運と実力の間(あわい)―不完全情報ゲーム(人生・ビジネス・投資)の制し方―運と実力の間(あわい)―不完全情報ゲーム(人生・ビジネス・投資)の制し方―
(2013/06/08)
木原直哉

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[ 2013/08/09 18:26 ] | TB(0) | CM(0)

2014年までにお金持ちになりなさい

経済はサイクルで動いている。
その理論によると
2014年までが
お金儲けの一大チャンスだそう。


それを「スガシタ流波動理論」と呼ぶ。
さまざまな波動を見ていくもの。

景気循環4つのサイクルは
〇キチン・サイクル(在庫投資循環)      2年半~3年
〇ジュグラー・サイクル(設備投資循環)    7、8年~10年
〇クズネッツ・サイクル(建設投資循環)    約20年
〇コンドラチェフ・サイクル(インフラ投資循環)約60年

これは経済学部を出た人なら知っているという。
このサイクルを株価や為替相場に当てはめていく。
そうすることで見えてくる波動がある。
さらに国家サイクルは算命学で見るそうだ。

で、さらにもろもろの要素を加えて
ではどうするか。
2012年のアベノミクス前なら
資産価値のある会社、不動産を持っている会社
さらに輸出関連企業。
ここまではまさに今年前半の流れ。
ではこれからどうするか?
技術革新のある成長株投資だそう。
セクターとしては
ニューエネルギー、再生可能エネルギーだそう。
さて、この提言を生かせるか?


2014年までにお金持ちになりなさい2014年までにお金持ちになりなさい
(2012/06/21)
菅下清廣

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[ 2013/08/09 02:13 ] | TB(0) | CM(0)

欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア

4回成功し、4回破産する。
そんな人生があるだろうか。


ジェシー・リバモア。
1877年マサチューセッツ州生まれの米国の相場師。
1940年、ピストル自殺。
この本は彼にインタビューし
彼の相場観を物語として描いたものだ。
そこにはラブロマンスもピストル自殺も描かれない。
ただひたすら、リバモアが
相場とどう取り組んできたかが描かれる。
4回の成功と4回の破産もここにはない。
しかし。
彼が相場と戦い続けた生きざまが
ここにはある。
ひるがえって、相場とは何か。
人間の欲望と幻想とは何か。
それが描かれていると言える。
多くのトレーダーが読むべき一冊として
この70年以上も前の本を上げる。
その意味をかみしめたい。


欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア
(1999/04)
エドウィン ルフェーブル

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[ 2013/08/05 15:43 ] | TB(0) | CM(0)

本屋さんで待ち合わせ

タイトルと三浦しをん。
これに惹かれた一冊。


三浦しをんさんのブックレビュー。
それぞれに簡潔で切れ味鋭いレビューが魅力。

気になった本。

『小袖日記』柴田よしき

不倫に破れた「あたし」が
『源氏物語』を執筆中の紫式部のもとへ
タイムスリップする話。
この設定で惹かれる。
『「美人」の基準は変わっても、
 男と女、ひととひととのあいだの溝は、
 千年前から変わらない。
 その溝を少しでも埋めたいという願いが、
 この小説を貫いている』
うーん、読みたくなる。

『灯台守の話』ジャネット・ウィンターソン

『「旅をする物語」の話だ。』
うん?
物語自体が旅をするそうだ。
『物語とは、物理的な意味での受精を
 必要とせずに生まれる、
 人間の子ども』
『言葉とは、語ることのできる
 静寂の一部分なのだ』
いいね。


本屋さんで待ち合わせ本屋さんで待ち合わせ
(2012/10/06)
三浦 しをん

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[ 2013/08/02 15:58 ] | TB(1) | CM(1)
プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
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