FC2ブログ

本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

ホーム > アーカイブ - 2015年02月

CXスペシャルドラマ『オリエント急行殺人事件』

三谷脚本につられて観た。
何でこんなに長くしたんだろう。


まあ、ミステリーファンなら
大体知ってる名作『オリエント急行殺人事件』。
三谷幸喜脚本だっていうから観ちゃったけど。
犯人わかってる人が観るとねえ。
日本に舞台を置き換えたのはいいけど。
もう少し何か仕掛けが欲しかった。
前後編と長い。
何でこんなに長くしちゃったんだろ。
そもそも、なぜ今『オリエント急行殺人事件』なの?
CXは最近少し企画が……。
スポンサーサイト

ウルヴァリン:SAMURAI

X-MANのスピンオフといった趣。
日本が舞台だが違和感大。
海外が舞台の映画も現地の人が見たら
違和感かもね。


ウルヴァリンが日本に来て
活躍する物語。
X-MANの他の登場人物はまったく出ない。
日本の浅草とか、長崎とかで戦闘シーンがあるんだけど。
違和感ありあり。
アメリカ人がイメージする日本を作ってる。
例えば、日本が作った
アメリカが舞台の映画があったら
こんな感じなのかな。
そういう気づきはあった。
お話はウーン。
そもそもX-MENはエンターティメントだけど。
それなら、もっと登場人物出てほしかった。
日本の忍者要らない。


ウルヴァリン:SAMURAI [DVD]ウルヴァリン:SAMURAI [DVD]
(2014/11/05)
ヒュー・ジャックマン、真田広之 他

商品詳細を見る

スティーブ・ジョブズ

何のために撮りたかったのか。
よくわからない。


ジョブスの印象的な言葉は
ネットでも散見する。
そうしたジョブスの良い面に
スポットを当てたなら
ありきたりだと思うかもしれない。

しかし、ジョブスの成功と挫折
そこからの復活を描いたのにしては
ジョブスのダークな面が強すぎる。
素顔のジョブスなら
もっと多面的に描くべきだろう。
ジョブスの圧倒的シンパというわけではないが
この映画で何を描きたかったのか
そこが最後までわからなかった。


スティーブ・ジョブズ  [DVD]スティーブ・ジョブズ [DVD]
(2014/06/03)
アシュトン・カッチャー、ダーモット・マローニー 他

商品詳細を見る

CXスペシャルドラマ『上流階級~富久丸百貨店外商部~』

竹内結子が輝くドラマ。
外商部という設定がユニーク。
ラストの団結にちょっと感動。


神戸にある百貨店。
外商部に配属された竹内が主役。
竹内の獅子奮迅のドラマだが
何より竹内の笑顔がいい。
そして、チャーミングだ。
竹内を観るドラマだ。

全国有数のお金持ちエリアである
芦屋のマダムたちから出される難題に
竹内が応えながら成長していくストーリー。
竹内は同じ百貨店のバイヤーと結婚している。
この夫婦関係にも問題が生じる。
同僚である斎藤工も癖のある役もいい。

ラストの難題にいつもは個人主義の
外商部が一体となって取り組むシーンは
ちょっと感動的だ。

シリーズ化が期待されるドラマ。

味園ユニバース

暴力的な渋谷すばる。
強い意志を感じる二階堂ふみ。
二つの個性が大阪・下町で激突する。


記憶を失い、歌だけが残っていた男。
亡くなった父から継いだ音楽スタジオを
続けていこうとする女。

大阪・千日前を舞台に
ディープに猥雑な雰囲気で展開する
稀有の物語がここにある。

脚本には傷がある。
しかし、それを許してしまう
渋谷の歌声がある。
二階堂の強さがある。
その二人を支える実在の
オヤジ昭和バンド・赤犬の面々がいる。

なぜか懐かしい。
どこかやさしい。
だから、渋谷の放つ暴力も
二階堂のきつい大阪弁も
すべては物語に収れんしていく。

愛はここでは語られない。
未来も語られない。
今を生きることがここにある。
そこに明日へのかすかな希望が見える。

渋谷に甦って来る過去という現実。
消えそうになる二階堂と渋谷の絆。
そンな運命にあらがうのは
バット一閃なのだ。

素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー

地味めの作品だけど何かいい。
じいさんが味出してる。
ロボットという組み合わせがユニーク。


近未来のお話。
だけど、低予算映画っぽく
未来感はロボットとか
車のちょっとしたところぐらい。
出てくる場所も森の中の家。
静かな街。
未来感はほとんどない。

で、少しボケてきたじいさんに
介護ロボットがやってきた。
老人とロボットの介護話かなと思ったら……。
このじいさんは元泥棒。
で、ロボットを相棒にして盗みを行おうとする。
この展開がいい。
自然に囲まれた中で
一人と一台の奇妙な交流が始まっていく。

地味めの映画だけど
なぜか心に残る。
感動というのではない。
何だろう?
奇妙な味わい。
ヒューマンではない。
じいさんとロボットが
一緒にいたずらをする感じ。
大人の子ども心をくすぐる映画だ。

素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー [DVD]素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー [DVD]
(2014/03/07)
フランク・ランジェラ、スーザン・サランドン 他

商品詳細を見る

地獄でなぜ悪い

任侠映画への思いと
映画への偏愛。
それが出合ったとき
二階堂ふみと長谷川博已がはじけた。


園子温監督の作品ではあるが。
二階堂ふみと長谷川博已の作品だ、間違いなく。
この二人がいい。
長谷川は映画を撮る夢を持ち続けるオタク。
二階堂ふみは極道の娘。
極道の組長が
娘の映画を撮りたいと思い立ったとき
この二人は出会うことになる。
組同士の出入りをそのまま映画にする。
さまざまな人物が絡み合い
オーバーアクションの演技合戦の中で
長谷川の狂気と
二階堂の暴力的な色気がすべてを制圧していた。

映画への愛。
任侠映画へのオマージュ。
それをまぜこぜにして
ポップでハチャメチャな狂気を全編に散りばめた
園ワールド全開の作品だ。

ラストには少しほっとさせられる。
血みどろだけでは少し心に痛いから。

地獄でなぜ悪い スタンダードエディション [DVD]地獄でなぜ悪い スタンダードエディション [DVD]
(2014/03/12)
國村隼、二階堂ふみ 他

商品詳細を見る

100回泣くこと

演出と本と役者。
それらが微妙にかみ合わない。
残念でならない。


原作者は好きな作家だ。
心のやわらかいところに触れてくる感情描写。
それはいつしか普遍性を持つ。

だから、キャスティング段階でどうなかとは思った。
WOWOWで観た。

本はいいのかもしれない。
大倉と桐谷も美しい佇まいをもつ。
監督のヴァイブレータは心に迫った。

しかし、すべてかみ合わない。

大倉と桐谷は強い感情表現をしない役者だ。
そして、原作のトーン。
物語は感情の吐露を避けて静かに進む。

事故で記憶を失った男。
その男と再び出会い、改めて恋を始める女は
しかし、癌に侵されていた。
後半デジャブのように繰り返される
過去の葛藤。
そして、二人は。

単なる悲恋の物語ではない。
喪ったものを取り戻せるかという問いかけだ。
もう一度同じ場所に立ったとき
どうするかという悲しみだ。

二人が感情を発露すればするほど
観ている僕は感情が抑えられていった。

かつて失われたものを取り戻す静かな戦い。
それは誰の人生にもあることだ。
いや、それこそが人生のある種真実かもしれなあい。
そういった思いにコツンと当たらなかった。
だから、残念なのだ。

このキャストで、この物語であるなら
もっと違う演出が欲しかった。
例えば、大倉側と桐谷側から見た物語を交互に描く。
例えば、誰かの語りにする。
例えば、脇にもっと強い人物を置く。

主人公たちがぶち当たり、闘っているその過酷な運命。
そうした闘いが、こちらにもうひとつ伝わってこなかったのが残念だ。

100回泣くこと [DVD]100回泣くこと [DVD]
(2014/02/05)
大倉忠義、桐谷美玲 他

商品詳細を見る

ディナーラッシュ

N.Y.トライベッカのイタリアンレストラン。
ここを舞台に起こる人間ドラマを
おいしそうな料理とともに描いた
味わい深いサスペンス。


料理シーンに圧倒される。
おいしそうな一皿一皿に酔わされる。
喧騒と興奮があふれる店内を闊歩する
登場人物たちが誰も魅力的だ。
そして、ギャングの登場。
繁盛店であるこの店の経営権を求めてくる。
緊迫する空気。
いくつものドラマが錯綜し
愛が混乱しながら
物語は意外な結末を迎える。

何度観てもいい。
おいしい映画だ。

それぞれにそれぞれの人生があり
生き様があり、人間臭さがある。
中でもジジは深みにあふれる。
シェフは粋すぎる。
人気イタリアンの一皿に
そうした人々が
生み出すスパイスが香り立つ。


ディナーラッシュ [DVD]ディナーラッシュ [DVD]
(2007/02/09)
ダニー・アイエロ、エドアルド・バレリーニ 他

商品詳細を見る

ツーリスト

シンプルな題名に込められた意味。
アンジョリーナとジョニーの駆け引き。
小気味よいどんでん返しを味わいたい。


なぜか二度も見てしまった。
そして、二度目はほくそ笑みながら。

アンジョリーナ・ジョリーは
脱税で警察に追われる男の彼女。
そして、その男だと間違わせるために
列車の中で偶然出会ったジョニー・デップと
アンジョリーナは親しくなる。
風采の上がらない男ジョニー。
そして、二人はベネツィアで
警察とギャングに追われる羽目になる。

ベネツィアが美しい。
もさもさしているジョニーが愛らしい。
アンジョリーナも凛としている。

そして、何度も危機を逃れて
最後は二度にわたるどんでん返しに胸がすく。

心ときめくサスペンスストーリーだ。
ラストのハッピーエンドに
エンターティメントはこうでなくちゃと思う。

ツーリスト [DVD]ツーリスト [DVD]
(2011/07/27)
アンジェリーナ・ジョリー、ジョニー・デップ 他

商品詳細を見る
プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

リンク/画像について

リンク/画像に問題がある場合は
トラバかコメントで書き込みください。
削除いたします。

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム