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本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

ホーム > アーカイブ - 2016年03月

フラジャイル(2016年1月期フジテレビ水曜日22時)

間違いなく今クール一番のドラマ。
主演の長瀬君が
すべての共演者を引き立たせた。
もちろん、長瀬君自身もいい。


長瀬智也が俺さま的な病理医を演じて
痛快でカッコよくハートフルなドラマに仕上がった。
病理室の新人医師に武井咲。
検査助手に野村周平。
よく訪れる女医に小雪。
長瀬が師事した癖のある大学教授に北大路欣也。
長瀬は「俺の言葉は絶対だ」をキメ台詞に
医師の過ちを正していく。
孤高でもなく、いい人でもなく
クセのある人なのだが
そのクセがクセになる。
新人病理医の武井も良かった。
武井は今まで強すぎて
ドラマの中で浮き
空回りしてしまうきらいがあったが
今回長瀬という大きな壁を得て輝いた。
野村周平もいろいろな役をしている演技派だが
今回の役が悩みながらもクールでチャーミング。
武井や長瀬とのバランスが良かった。
長瀬にいちゃつく小雪もいい味。
そして、北大路が後ろ盾的なポジションで
ドラマ全体を締めた。

何より、長瀬が良かった。
俺さま的でありながら
実はいい人もかすかに匂わせつつ
ウェットになり過ぎず
部下にときには冷酷に当たることで
その部下が輝いた。
続編が期待されるドラマだった。
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臨床犯罪学者 火村英生の推理(2016年1月期日本テレビ日曜日22時)

既視感のあるミステリードラマ。
キャスティングがはまっていない。
京都も生きていない。


臨床犯罪学者に斎藤工。
友人のミステリー作家に窪田正孝。
二人が警察の協力者として犯罪の謎を解く。
ホームズとワトソンの関係だが
このキャスティングが生きていない。
犯罪学者の斎藤工がもう一つキャラがない。
ワトソンは軽すぎて、窪田君の良さが出ていない。
そして、周辺のキャスティングもハマっていない。
さらに敵役の長谷川京子も何かね。
京都という舞台も生きていない。
イマイチなミステリーでした。

怪盗 山猫(2016年1月期日本テレビ土曜日21時)

亀梨君のノリをはじめ
笑える要素たっぷりは楽しめた。
ラストは×。


怪盗なのに
超音痴。
すぐ素顔をさらす。
店の前でグッズを手売りする。
ふざけたノリが笑えた。
斬新で良かった。

物語は後半巨悪に迫るにつれ
シリアスに。
どんでん返しは楽しめたが
ラストの終わり方は×。
今クールは終わり方がイマイチなドラマが多い。

お義父さんと呼ばせて(2016年1月期TBS金曜日22時)

軽いノリのコメディ。
笑いたい分にはいいが……。


遠藤憲一は
渡部篤郎と同い年なのに
娘の彼氏。
何とか認めてもらおうとする
ドタバタコメディ。

疲れたときに
軽く笑えるのはいいが
それだけ。
大爆笑までいかなかった。

もっとシュールな展開や
シチュエーションで笑わせるやり口が
あっても良かったのでは。

遠藤憲一は
怖い顔面とのギャップで
コメディにも使われ始めたが
もう少し使い方を考えないと。

キャスティングオチのような気もする。

わたしを離さないで(2016年1月期TBS金曜日22時)

クローンの人生というテーマ。
少し重かったが
ラストは人生についての教訓か。


正直に告白すると
今クール観ていたドラマの中で
ビデオを開くのが一番重たかったのは
この『わたしを離さないで』だった。
ドラマの初回に三浦春馬が死ぬシーンが映り
そこへ向けた物語だとわかってしまい
とたんに気持ちが重くなった。
何とか見通したが、ストーリーに惹かれながらも
正直辛かった。
物語は幼少期と成人期を行き来しながら描かれる。
綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみの三人は
幼少期、ある施設にいるが
そこにいるのはクローンたちだった。
人間に提供するために生まれたクローンたち。
彼らは悩み、傷つきながら、生きていくのだった。
3人の恋愛模様もありながら
最終ゴールが見えている怖さ。

ラストに
「生きるということは
空っぽの宝箱に
思い出という宝を
詰めていくことなのだ」
という言葉があり
これは人生の暗喩のドラマだとわかるが
(もちろん、途中でそう読み解こうとはしたが)
突きつけられる提供という重さに
観ていて気持ちが塞ぐのを
どうしても逃れられなかった。

死という現実を
身近に感じじつつある年代だからかもしれない。

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(2016年1月期フジテレビ月曜日21時)

印象的だったのは長いタイトルだけ。
はっきり言って!
登場人物たちの設定がイマじゃない。


タイトルの意味がラストまでわからなかった。
泣いたのは誰?
主語がはっきりしない
日本語の悪いところが出た。

W主人公の有村架純
高良健吾が
東京で地道に働く。
その中でのラブストーリー。
介護に運送業
どっちも体力系。
その仕事でがんばるいい人の二人。
この設定が昔っぽい。
もっといろいろ悩むだろうし、不満もあるだろう。
その辺のリアルが見えてこない。
いい人を演出するための仕事みたい。
恋敵の 西島隆弘も
高畑充希も
何か似合わない役。
キャスティグはいいのに
生かせてない。

決定的なのは
やっぱり脚本が古いってこと。
もっとリアルを生きろよ。
役者を生かせよ。

有村は笑顔がいいんだし
高良君ももっといろいろな面がある。
西島君ももっと広がる。
高畑に至っては全然生きてない。

ダメじゃん。

4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ 涙の球団史

ホエールズからベイに至る
負の歴史を書いている。
ベテランを追い出していく
球団としての体質には
うなづけるところがある。
長年のベイファンとして
そうだよなって感じ。

ベイ
4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ 涙の球団史
[ 2016/03/24 07:07 ] | TB(0) | CM(0)

家族ノカタチ(2016年1月期TBS日曜日21時)

香取慎吾がダメ。
意外とこの人は表情がない。
不機嫌なだけの男に見えた。


一人の時間を大切にする香取慎吾。
上の階にやはり一人の時間を大切にする上野樹里。
香取の部屋に西田敏行演じる父が
強引に住まい始めることから動いていく物語。
家族についてがテーマだが
香取と上野のラブストーリーでもある。

こじらせ男の恋愛ものでは
阿部寛の「結婚できない男」があるが
同じ自己中男でも
安部は個性と味があった。
演技のふり幅がこちらの気持ちをゆすった。
香取は単なる不機嫌な男に見えて
共感できにくい。
上野もやや不機嫌系にしか見えなく
この二人が魅力的に見えないから
ドラマが動かなかった。

ドラマの種類は違うが
西田と濱田岳の
「釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助」の掛け合いを思うにつけ
西田と香取の掛け合いは盛り上がらなかった。

香取はけっこう無表情なんだなと感じたドラマだった。

スペシャリスト(2016年1月期テレビ朝日木曜日21時)

脚本が毎回手を変え品を変え
楽しませてくれた。
草彅剛もいい味。


草彅剛は冤罪で
10年10カ月服役した警察官。
あらゆる犯罪者の知識を身に付け
悪に立ち向かう。

巨悪の影に
「我々」という存在が。
ラストはその悪を暴くというノリ。

キャストは地味め。
脚本の勝利かな?

毎回楽しめた。
ミステリーはやっぱり
本がイノチ。

ナオミとカナコ(2016年度1月期フジテレビ木曜日22時)

サスペンスで
ラストまで引っ張ったが
ラストが×。


内田有紀と広末涼子が親友。
内田有紀のDV旦那である佐藤隆太を共謀して殺す。

高畑敦子の変な中国人キャラが
強烈な印象を与えていた。

佐藤隆太は旦那と瓜二つの中国人役と二役。

二人の殺人がバレないか
逃げ切れるかというのが興味の対象の
サスペンスだから
ラストがどうもね。

内田有紀が可愛かった。

ダメな私に恋してください(2016年1月期TBS火曜日22時)

想定内のラブコメ。
楽しんで見られたがそれだけ。
三浦翔平が新境地。


フカキョンが30歳の恋愛奥手女子。
ディーン・フジオカがSの元上司で
喫茶店のマスター。

後輩の三浦翔平がフカキョンを好きになる
モテモテの後輩キャラ。

深田恭子が
ディーン・フジオカが好きだったら
おもしろかった。

深田恭子は可愛い。
それを楽しめたが
ドラマ自体は想定内の展開とノリ。

三浦翔平が男目から見ても
チャーミングだったのが収穫。

ソラニン

いらだちは、希薄な自分へのラブレター。

そこにあるのは、表層に見える社会や大人への不満ではない。
欠落のある自分から、未来の自分への渇望だ。
若者に限らない。
今という時代でどう夢を見たらいいのか、という自問自答は
すべての夢見られない人の胸を打つ。

種田と芽衣子。
ソラニンというジャガイモの毒につながるネーミング。

ソラニンは、空も内包する。
毒に内包された希薄な希望。
それこそがソラニンの意味かもしれない。

もっと言えば、夢は人間の毒かもしれない。
夢見なければ、もっと楽に生きられる。
でも、夢がなければ生きていけない。

英雄のいない時代は不幸だが、
英雄を求める時代はもっと不幸だ。
という言葉を思い出した。

夢のない私は不幸だが、
夢を求める私はもっと不幸だ。

上巻と下巻で趣を一変する。
上巻は種田の葛藤と決断。
下巻は芽衣子の葛藤と行動。

美しいのは行動なのだ。

夢を見にくい今という時代。
反面、夢があちこちに落ちているように見える現代。
コンビニにも夢は落ちている。
というか、夢は拾うものか。

このコミックは
「夢を見る」という「夢」への
果てしない写し鏡だ。

浅野いにおを若者に受けているという
世代論で終わりたくない。
太宰に通底する、というのは言い過ぎだろうか。

ソラニン1
ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)

ソラニン2
ソラニン 2 (ヤングサンデーコミックス)
[ 2016/03/17 22:18 ] | TB(0) | CM(0)

司馬遼太郎 思索紀行 この国のかたち1(NHKスペシャル)

日本人の島国根性とは。

壱岐では
海の向こうから流れ着いた仏像はもとより、
外国人の遺体までも神に近いものとして
祀っていた。

これは日本人に通底する
孤島ニッポンの国民性=島国根性だ。
それ以外にもいろいろな例証を挙げて
語っていたが
壱岐の例が印象的だった。
プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

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