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本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

ホーム > アーカイブ - 2016年11月

白夜行

断章の積み重ね。
人生もそういうものか。

東野圭吾原作。
堀北真希主演。
高良健吾が影となる。
船越英一郎が刑事役で追いかける。

物語は質屋の店主殺人事件の容疑者の娘である
小学生の少女がのちの堀北真希。
被害者の息子がのちの高良健吾。
そして、事件を追いかける刑事が船越英一郎。

物語は少女・少年時代から
大人までを淡々と追い続ける。
そこからにじみ出る怖さが核だが
何だか断章の積み重ねが
効果を発揮していなかった。
クールな堀北真希と高良圭吾に
過剰な船越英一郎が合わない。

堀北のクールな魅力ももう一つ生きていない。
ちょっと残念な作品だ。
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横道世之介

未来を知ると、過去が切ない。

横道世之介という
上京してきた、お人好しの大学生のお話。
ときおり、登場人物たちが
横道世之介を回顧する未来のシーンが出てくる。
この交差が
あるときひとつの事件の報道でさりげなく
しかし、衝撃的に物語のすべての意味を変えてしまう。

人生とはそういったもの。
自らの過去に出会った友を振り返って
同じような思いに駆られ、涙せずにはいられなかった。
僕の人生にも横道世之介はいた。
そして、彼を残して、僕の人生は今まで来てしまっている。

横道世之介役の高良健吾がいい味を出している。
彼女となるお嬢さまの吉高由里子との恋愛がほほえましい。
だからこそ、涙が出る。

映画『闇金ウシジマくん Part3』

キャストの魅力を引き出す
おもろうて、怖い映画。


自己啓発セミナーにのめり込んでいく
本郷奏多がいい。

塾長の浜野謙太
売れないタレントの白石麻衣
キャバクラ通いの藤森慎吾
キャバクラ嬢の筧美和子
みんなハマっている。

そして、ウシジマくんの山田孝之をはじめとした
闇金陣も安定感。

バラエティ豊かなキャストで
おもろうて、やがて、悲しき
お金の世界が描かれる。

で、やっぱり、全体を高めていたのは
僕的には本郷奏多。

しがないフリーターの彼が
変わっていき、そして、成功を収め、
破滅していく様が
シリアスで、リアルで共感でき
そして、最後に再生があって
ホッとさせられる。

白石麻衣と筧美和子の色っぽいシーンもある。

バイオレンス、笑い、お色気、
全部を詰め込んで。
ウシジマくんは
刹那、人間の本質を描き出す。

ウルフ・オブ・ウォールストリート

疾走感が快感。

株ビジネスの世界に
身を投じた男の成功と失敗を描いたムービー。

主演はデカプリオ。
ウォール街の証券会社に入るが
挫折し、地方でクズ株を売るビジネスを立ち上げる。
そこからどんどん成功して
ウォール街へ進出。
成功すれば、派手な生活。
マリファナやお酒は日常茶飯事。
呑んだくれて、ヘリで帰宅する毎日。
当然のようにFBIが目をつける。
そこからがまたひと悶着。

成功と思えば、失敗。
と思えば、とどっこい負けない内容。
ビジネスの世界に身を置くってそうだよな。

マリファナも絡んで
スーパーカーでゴルフクラブのくだりが
一番笑った。

下品、ハレンチ。

勝ち負けの世界にいると
そうした刺激が必要になるんだろうね。

豊か過ぎる
猥雑すぎる映画。
内容もたっぷりで
全部思い出せないくらい。

で、最後に負けなかったのがいい。
何だかわからないけど
元気になる映画。

きみはいい子

タイトルの深さを思い知る。

逆説に感じる途中。
その通りだと思うラスト近く。
最後にはタイトルの深さを知る。

物語はさまざまな問題を抱えた子どもや大人が出てくる。

中心で描かれるのは子ども。
そして、その子どもたちの親、教師、隣人。

夕方まで家に帰れない子ども。
その子どもにしっかり向き合えない新米教師。
子どもを殴ってしまう母親。
知的障害の子どもと母親。
痴呆症でスーパーで万引きしてしまう老婆。

知的障害児と痴呆症の老婆の関わりがいい。

本当の優しさをその関係に見る。

ラストの紙吹雪の桜が美しい。

人は問題を抱えながら生きている。
その問題は子どもにしわ寄せされる。
人の問題が複雑化している現代は
子どもにとって、大変な時代。
しかし、子どもは、今を生きる子どもは
みんないい子だ。
そして、それでも人生は美しい一瞬を見せる。

インターンシップ

Googleというアイコンの魅力。

しがない中古車屋のおやじ二人が
Googleのインターンシップという
試験に挑戦する物語。
多分Google全面協力なんだろうな。
ありがちなストーリーだが
Googleというアイコンの魅力で
観させ続ける。
グループで課題に挑戦するというのがミソ。
落ちこぼれ集団に入ったおやじ二人の活躍。
アメリア映画にありがちな展開と終わり方ではあるが
軽く楽しむにはいいかな。

エンダーのゲーム

クライマックスの過酷さに息を呑む。

天才少年が地球防衛軍の訓練に参加する。
そこには少年少女ばかりが集められている。
トレーニングディはそうした訓練生たちとの戦いの日々。
勝ち残っていく少年。
その過程で仲間もできていく。
敵役もいる。
トレーニングもおもしろく
少年の成長物語として観られる。
そして、ラストトレーニング。
ここに潜む過酷さがこの映画のすべてだ。
恐ろしいほどのどんでん返し。
衝撃的な結末の後に
少年はそれでも前を向く。

ボーイズ・オン・ザ・ラン

ダメさの先にあるもの。
三浦大輔×峯田和伸にハマる。


ダメダメボーイの田西を応援しちゃう。
敵役の松田龍平がむかつくほど鼻につく。
彼女になりそうなちはる役の黒川芽以がいろいろエロイ。
ソープ嬢のYOUがいい。

キャストがみんなハマっていて
ストーリーも予想外な展開に期待して
最後にはやっぱりそうだよねって感じ。
最初はダメダメで、
クライマックスに向かってアドレナリン出まくりで
やがて切なし。
稀代の青春ストーリー。
プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

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