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本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

ホーム > アーカイブ - 2017年04月

藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

多分、有能な人間は鼻につく。

藤巻健史は世界的なビッグトレーダーである。
本書で本人が言っているのだから、
間違いないだろう。

で、本書はそのあまりに口語的な語り口が
いきなり鼻につく。
しかし、大人の思慮分別をもって、読み進める。

そうすると、現場で命を削った者だけが語り得る
リアルに引き込まれる。
抽象論はそこにはない。
リアルな本質は学者が語る抽象論とは
一線を画する。
つまりは超一流の実務家が書いた
金融の実際がここにある。

ヘッジとか、オプションとか
その実際がその都度わかりやすく語られる。
しかし、そのすべては記憶に残らない。
しかし、リアルな実感の読書体験には
大いなる意味を感じた。
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[ 2017/04/22 09:08 ] | TB(0) | CM(0)

僕だけがいない街

タイムループを繰り返す主人公。
出だしははいいが、後半が残念。

主人公に藤原竜也、
彼女に有村架純、
藤原の母親に石田ゆり子という
魅力的なキャストによる
タイムループもの。

売れない漫画家で
ピザ屋でバイトする藤原は
事件や事故の予兆を感じると
その事件や事故を解決するまで
前の時間へタイムループを繰り返す。

出だしはトラックの事故を感じ取り、
この藤原の能力や有村との関係を描き、
引き込まれる滑り出し。
アパートに母の石田が出てきている。
藤原と石田が買い物に行き、
ここでタイムループが起きる。
石田が何かを感じ、
幼女誘拐と思われる事件は
未然に防がれる。
石田もタイムルーパーと思ってしまった。
この直後、石田は藤原のアパートで殺され、
藤原は母親殺しの汚名を着て、
ここで幼少時代へ
壮大なタイムループが起きる。

この小学生時代のパートはいい。
少年の思い、少女の痛み、
母親の正義感などが心に迫ってくる。

ただ、藤原と有村が
登場しないうらみはあるが…。

そして過去と現在を
行き来しながら、物語は進む。

そして、クライマックスへ。
この辺の盛り上がりに欠け、
唐突に感じた。

石田の存在にもっと
フォーカスしてもいいし、
有村との関係も突然切れる。

そして、僕の誤解ではあったが
買い物で石田が阻止した事件のシーンは
実はとても重要なのだが、
そこからの石田の描き方をもう少し
思いを込めて欲しかった。

全体のバランスが悪い。
藤原と石田、
藤原と有村、
この辺をもっと描いて欲しかった。
そこが少し残念な物語だった。

アビエイター

大胆な潔癖症。ハワード・ヒューズ。

デカプリオはどこか狂気を秘めた
男を演じ続けている。
その狂気に引き込まれる。

この映画はハワード・ヒューズが主人公。
ヒューズはアメリカの大富豪という
程度の知識しかなかった。

デカプリオ演じる
ヒューズの二面性に引き込まれた。

冒頭、無尽蔵なお金を費やして
飛行機映画を撮るヒューズから始まる。
大胆にして頑固にこだわる。
その裏に執拗に手を洗うなど、
衛生に関して、潔癖症の一面も描かれる。

そして、映画の完成と前後して、
飛行機作りから航空業界へ。
ヒューズはタイトルとなった
「飛行家」としての
面目躍如の姿を見せ始める。

飛行機作りは
素材やデザインに徹底的にこだわり抜く。
試験飛行には必ず自分で操縦桿を握る。

ヘップバーンとの恋。

神経質なまでの潔癖症。

ヘップバーンとの終わり。
新しい恋。盗聴器を仕掛けるほどの
恋人への執着心。別れ。
ライバル航空会社との確執。

そして、追い詰められ、
部屋に閉じこもり、
狂気の一歩手前をさまようヒューズ。

公聴会での戦いと
巨大飛行艇の試験飛行がクライマックスだ。

デカプリオの演じる
狂気あふれる男に
引き込まれ続けた佳作だ。

奇跡の人(NHK)

いつもながら
峯田和伸に持っていかれる!


40年間何もしてこなかった
バカでロックな峯田和伸が
麻生久美子に一目惚れ。
麻生には目と耳に障害がある
子ども住田萌乃がいた。

バカやダメなヤツを演じさせると
圧倒的な存在感を放つ峯田。
気づくと、峯田の舞台や映画見てるんだよな。
ロックボーカリストにして、
舞台、映画、ドラマと
オンリーワン峯田和伸の存在感に引き込まれる。
峯田はいつも同じ感じの役だし
展開までも似ているが、
そこは良しとしよう。

このドラマで峯田と拮抗、
場合によっては食ったのが
住田萌乃の奇跡的な可愛さ。
見えない、聞こえない、話せない、
けれど住田が笑うと
みんなが笑顔になる。
その笑顔をこちらも見たくて
ドラマを追いかけた。

主な舞台となるのが
宮本信子が大家さんのアパート。
このアパートには中庭があって
峯田のバカさに引きずられて
自然な感じで店子が関わり合う。
やはり、宮本の大家さんがいい。
店子も個性的。
麻生の元旦那もヤンキーだが
実は結構いいヤツだ。
一番普通な麻生が
個性派の面々の中で
割りを食っていた気がする。

峯田のバカに悪態を突きつつ、
そのまっすぐさにハマっていく人々。
この辺りは、峯田の存在感と
住田の可愛さが、物語を動かしていると感じた。
佳作のドラマだ。

2017プロ野球ヤクルトvsDeNA3回戦

シーソーを制するのはどっちだ?

ベイ濱口と
ヤクルト、オーレンドルフという
ニューフェイスピッチャー同士の先発。
エラーも絡み、ともに安定しない立ち上がりで
序盤は点の取り合いのシーソー。
同点で均衡。

ベイは6回に砂田を繰り出し、継投に入る。
砂田は3人でピシャリ。
ヤクルトも6回にルーキにピッチャー交代。
ノーアウト1塁2塁をベイは生かせず。

ベイ7回は新外国人パットン。
2アウトからフォアボールでランナーを出すも
後続を打ち取る。

8回もパットン。
2アウト2・3塁のピンチ。
三振で吠える。

9回ベイの先頭代打宮崎が
フォアボールで出塁。
1番桑原は三振。
ヤクルトピッチャーの石山がいい。
2番梶谷には外角中心。
最後は三振。
さあ、ロペス。
2アウトでどうか?
ロペスはヒット。
2アウト1・2塁。
さてさて、筒香。
まだ本調子ではないが…。
筒香は敬遠気味のフォアボール。
満塁で白崎。
覚醒なるか?
追い込まれて三振。
去年と変わらずか。

9回裏のベイは三上。
サヨナラのある嫌な感じ。
倉本のエラーも絡んで、
1アウト満塁で山田と勝負。
山田は三振。2アウト。
続いてバレンティン。
まだピンチが続く。
ショートゴロでアウト。
三上がよく抑えて、チェンジ。

延長に入った。
10回裏。
田中健二朗が満塁のピンチを作り、
須田がサヨナラ満塁ホームランを打たれて
ゲームセット。
チャンスに打てない。
エラーを重ねる。これでは勝てない。

影踏み

ノビ師・真壁修一の推理に
ゾクゾクっとする快感。


忍び込みのプロ泥棒である
真壁修一が主人公のピカレスミステリー。
内耳の奥から死んだ双子の弟、啓二が
話しかける不思議な設定。
二人が愛した久子という女性との関係も
なかなかに切ない。

修一が出会った事件を謎解いていく連作短編。
わずかな情報から真実に辿り着く
謎解きにゾクゾクする快感を覚える。

連作をつなぎながら、物語は流れていき、
ラストに啓二の謎が告白される。

久子との関係を放り出したままのラストは
少し残念だった。
[ 2017/04/01 08:37 ] | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

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