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パレード 本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

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パレード

1月17日分。
読み終えて、タイトルの意味について考えてしまった。
この物語は、旧甲州街道沿いのマンションに共生する
5人の男女の物語だ。
1章ずつそれぞれの1人称で書かれていき
物語が進んでいく。
冒頭、大学生の杉本良介が
窓の外の車の列を見ながら
信号で皆止まって
ぶつからないのに感心するエピソードがある。
タイトルはここからか。
そして、当然のごとく
一人ひとりの社会での生き様も
そこにオーバーラップする。
しかし、実は……
この車たちは物語の佳境で
衝突し、事故を起こす。
そして、主人公の一人も。
それぞれに屈折した心の闇を抱えている
若い男女5人。
お互いにお互いの深層には触れないように
生活する5人。
そして、一番お兄さん格で社会人の井原直輝にも
ある秘密があったのだ。
解説の冒頭『こわい小説だ』というコメントが
読み終えて腑に落ちる。
怖いのは誰だ。
自分かもしれない。
なかなかにショッキングな小説。
山本周五郎賞受賞作だ。
パレード (幻冬舎文庫)パレード (幻冬舎文庫)
(2004/04)
吉田 修一

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[ 2010/01/20 09:52 ] | TB(0) | CM(0)
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ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

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