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タイヨウのうた 本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

タイヨウのうた

2月26日分。
テレビの録画で見た。
映画は冒頭でその監督のリズムがわかる。
この映画も冒頭
海沿いの高台の家の窓から見た
風景の映像が長く続く。
そのリズムがやはり全編を通していく。
ゆくりと静かに描かれていく。
YUI演じるカオルは
太陽を浴びると死に至る病を抱える少女。
昼寝て夜起きる生活を繰り返している。
窓から眺めるバス停でたわむれる男子生徒のコウジを好きになる。
カオルは夜になると歌を歌いに駅前へ行く。
そこで好きだったコウジが歩いてゆくのを見て
思わず追いかけてしまう。
YUIの歌にはこの物語をリアルに変えてしまう
何とも言えない説得力がある。
歌う前のギターをいじるしぐさも何とも自然だ。
ちょっとぎこちないセリフ回しも
少女の初々しさを醸し出す。
そして、しばらく経って偶然再会したカオルとコウジ。
夏休み最初の日に横浜へ歌を歌いに行く。
歌いだすとどんどん観衆が増えていく。
ここはちょっと鳥肌が立つ。
その帰り。太陽が昇る直前まで
外にいたカオルは
コウジに病気のことを告げられず
振り切って走って家へと向かう。
これまでのゆったりとした映像から
必死に走るカオルに思わずこちらもこぶしを握ってしまう。
そして、間一髪家に飛び込むが
コウジとはそのまま会えない日々が続く。
そして、父親の演出で
カオルとコウジは再会し、
そこでコウジはカオルの自主製作CDのために
バイトをしていたことを告げる。
しかし、カオルの病気は神経を侵し始めていた。
ギターが弾けなくなるカオル。
コウジの励ましもあって歌の録音にこぎつける。
最後にカオルは亡くなってしまうが
その歌は静かに広まり始める。
江の島周辺を舞台にサーフィンが趣味のコウジ
歌に思いを込めるカオルのストーリーは
心にじわじわとしみてくる。
歌の力が映画の力をほんの少し上回っている。
静かに涙が流れる映画だ。
タイヨウのうた スタンダード・エディション [DVD]タイヨウのうた スタンダード・エディション [DVD]
(2006/11/22)
YUI塚本高史

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プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

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