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デミアン

2月28日分。
ヘッセの作品。
第一次世界大戦直後に書かれた本。
“ぼく”という主人公が
デミアンという不思議な友だちに出会い
そのときどきで自分の内面と関わる人と出会いながら
デミアンへ帰結していく物語。
第一次世界大戦後のヨーロッパの精神的な荒廃の時代に
大きな共感をもって受け入れられた。
ストーリーは青春の徘徊といった感じで
そこに散りばめられている言葉が響く。

印象的なフレーズをいくつか。

死と新生の体験、それは
幼年期が腐朽して、しだいにくずれおちてゆくとき、
すなわち、いとしくなったすべてのものが
われわれを見捨てようとして、
われわれが突然、宇宙のさびしさと、
死のような冷たさを、身のまわりに感じる、
このときだけなのである。

いちど、日曜の午前に、
ある酒場を出たとたん、往来で子供たちが、
明るく楽しそうに、
髪にくしを入れたばかりのすがたで、
日曜の晴れ着をきて、
あそんでいるのをみたら
ふと涙がこみあげてきた。

酒場に陣取って、ぼくは世間とけんかしていた。

鳥は卵からむりに出ようとする。
卵は世界だ。
生まれようとする者は、
ひとつの世界を破壊せねばならぬ。

神的なものと悪魔的なものを融合する。

真の天職とはただひとつ、
自己自身に到達することだ。
デミアン (岩波文庫)デミアン (岩波文庫)
(1959/01)
ヘルマン ヘッセ

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[ 2010/03/20 04:46 ] | TB(0) | CM(0)
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ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
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