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催眠 完全版 本と映画とDVDはこれを見よ!

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催眠 完全版

3月12日分。
1997年『催眠』発売。
1999年『催眠 完全版』発売。
2008年『催眠 完全版』(角川文庫版)発売。
催眠は松岡氏のデビュー作にて100万部突破のベストセラー。
そして、新しく版を変えるたびに
大幅加筆されているそうだ。
で、読んだのは角川文庫版。
『催眠』の最新版だ。
テレビに出演する催眠術師・実相寺から始まる。
この男が主役かと思いきや
その男が笑う女の入絵由香と出会い
さらにその女と主人公の一人となる嵯峨と出会う。
テーマとなるのは催眠。
嵯峨は東京カウンセリング心理センターの心理療法士であり
その施術として催眠術を使う。
心理の問題を主たる素材として扱いながら
物語はいくつもの問題を抱えた人物を登場させる。
嵯峨が多重人格で今は宇宙人が乗り移る占い師をする
由香の問題を解決しようする。
上司である倉石が
子どもを車に置き去りにした女の問題を
解決しようとし、
元妻で医師の根岸が、
その女の自殺未遂の脳外科手術をして
術後の問題を抱える。
また、小宮愛子は東京カウンセリング心理センター出会った
みきちゃんという女の子の問題を解決しようとする。
それぞれが抱えた問題を
心理療法で解いていく形をとる心理サスペンスである。
メインとなるのは笑う女の由香の問題。
彼女には銀行時代の横領の容疑がかけられる。
これが最後にあっと驚く仕掛けで解決していく。
人は悩みを抱えると心理的に変容していく。
その問題を解きほぐしていこうとする姿を
心理サスペンスで描いていくスタイルは
催眠術をいかがわしさから解き放ち
新たなステージへと導いた。
それぞれの問題の解決シーンが
納得できる。
心理療法士が人間心理の謎に挑む
探偵ものの趣もある。
催眠 完全版 (角川文庫)催眠 完全版 (角川文庫)
(2008/01/25)
松岡 圭祐

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[ 2010/04/26 10:21 ] | TB(0) | CM(0)
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Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
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