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天国までの百マイル 本と映画とDVDはこれを見よ!

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天国までの百マイル

3月13日分。
浅田次郎の小説。
浅田次郎は何か文章がうまくない気がして
あんまり読まなかったんだけど。
情があるから、お話はいいよね。
この本は破産して妻子にも去られた
中年男の安男が、母親の心臓の病気を治すため
千葉までの160キロ~100マイルを
会社で借りたバンに母を乗せ
走破する話。
会社を潰して、妻にも離婚され
ようやく拾ってもらった会社でも
成績が上がらない。
そんなダメな中年男だけど、
何か状況が自分に近くて
感情移入しながら読んじゃいました。
登場人物がみなあったかい。
安男を包み込む飲み屋の女の太ったマリ。
安男を雇ってくれてる人のいい社長。
現金を貸してくれた金貸し。
母の心臓を生かしてくれてた内科医。
反面、兄2人と姉1人は
母のことを省みない人間として描かれる。
もうダメだからそっとしておこうという。
自分たちの生活が忙しいから
病人を顧みられない。
でも、安男は落ちこぼれだから
母を100マイル生きて送れば
自分の人生も幸せになれると思い始める。
そして、別れた妻もやりなおそうと考え直す。
100マイル先にあったサン・マルコ病院の医師もいい。
骨太で人を救おうとやんちゃに頑張っている。
無事母の手術も終わり、
別れた妻ではなく、
やっぱり自分を支えてくれたマリへの愛情に気が付き
彼女のマンションを訪ねるんだけれど……。
最後にマリの愛情の深さに泣きます。
天国までの百マイル (朝日文庫)天国までの百マイル (朝日文庫)
(2000/10)
浅田 次郎

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[ 2010/04/27 06:18 ] | TB(0) | CM(0)
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ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
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