FC2ブログ

Cの福音 本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

ホーム > > Cの福音

Cの福音

3月16日分。
ピカレスク・ミステリー。
デビュー作にしてクオリティあり。
航空事故で両親を失った朝倉恭介は
アメリカでマフィアの道へ進む。
舞台はアメリカから急転日本へ。
日本へコカインを密輸して
それを売りさばくために
恭介は日本で投資顧問会社社長の仮面をかぶって
活動を始めた。
表現はたんたんとあくまでたんたんと。
恭介の内面もあまり語られることなく
むしろコカインの販路をどう作っていくか
日本にどう密輸するかなどといった
トリックに力が注がれている。
知的でクールな犯罪者像が描かれる。
しかも孤独感にあふれて。
そして、六本木をねじろにした
台湾マフィアが
恭介グループのコカインに気づき始める。
コカインにはまった
女性タレント、映像ディレクターが
誘拐され、口を割らされ
そして……このあたりは
ハードでクールに過ぎる。
そして、台湾マフィアの待ち受ける
倉庫に恭介が向かうが……。
前半で恭介は強靭な肉体と技を
鍛えたことが語られており、
アクション場面で、その伏線が
ようやく生きてくる。
ちょっとクール過ぎるきらいはあるが
(内面が見えない)
この主人公・恭介は続編にも登場する。
その成長に期待したい。
Cの福音 (宝島社文庫)Cの福音 (宝島社文庫)
(1998/07)
楡 周平

商品詳細を見る
スポンサーサイト



[ 2010/05/11 09:59 ] | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

リンク/画像について

リンク/画像に問題がある場合は
トラバかコメントで書き込みください。
削除いたします。

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム