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ウルトラ・ダラー 本と映画とDVDはこれを見よ!

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ウルトラ・ダラー

3月17日分。
ウルトラ・ダラー。
極度に精巧な偽100ドル札。
この流通を巡り、
日米欧をまたにかけたドラマが展開する。
主人公はBBC日本特派員にして
英国諜報員のスティーブン。
さながら007か。
スティーブンは日本文化を解し
日本語も流ちょうに操り
篠笛を美人師匠に学ぶ。
しかもこの美人師匠の麻子といい関係。
ちょっとしゃくにさわる。
話は偽100ドル札が北朝鮮で印刷されているという
辺りから話がきな臭くなってくる。
スティーブンの大学時代の親友で
米国諜報員であるコリンズと連絡を取り合い
インテリジェンス~情報のやりとりを行う。
日本のスティーブン、外務省の高遠審議官
滝澤審議官の間でインテリジェンスを巡る駆け引きがあり
米国ではコリンズと上司のファルコーネが
インテリジェンスを操る。
さらに日本国内の偽札検査器メーカー社長も出てきて
前半は会話の中からお互いの探り合いという展開が続く。
そして、北朝鮮の偽札は
ウクライナから弾道ミサイルを買うためだったと判明し
舞台は一気にフランスのパリへ。
運河とセーヌ川を弾道ミサイルを積んだ船が行く。
河岸ではパリ警察が、米国諜報が
孤軍奮闘のスティーブンが船を突き止めようと動く。
そして、スティーブンが船を特定し
ウクライナと北朝鮮の船を拿捕するが
弾道ミサイルの心臓部分は抜き取られていた。
そして、ある文書をスティーブンは
篠笛の師匠で恋人の麻子に託して
高遠審議官に送るが
それがまた新たな事件の契機だった。
最後は日本国内でアクションが展開する。
頭脳戦から一転してパリ、日本の
アクションシーンが続く。
この展開はわくわくさせる。
ラスト湖から浮かび上がる
スティーブンと麻子の運命は如何に。
読後もいくつかの謎が余韻として残る。
NHK前ワシントン支局長が
リアルな、リアルな国際状況や
外光状況をベースに描いた
本書は読み応え十二分だ。
ウルトラ・ダラーウルトラ・ダラー
(2006/02/28)
手嶋 龍一

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[ 2010/05/11 10:46 ] | TB(0) | CM(0)
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Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
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