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塩の道 本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

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塩の道

4月14日分。
宮本常一という
民衆の生活に根ざした視点で
研究を続けた民俗学者の本。
この本には
『塩の道』『日本人と食べ物』『暮らしの形と美』
という3本の著作が入っている。
なかでも表題の『塩の道』がおもしろかった。
塩は神に祭られた例がない。という導入。
米やほかの作物は神棚に祭られるが
塩はないという。
それだけ生活に近すぎた。
そして、塩を手にするために
道ができていったという話。
塩は日本では海の水から作られたため
山の集落では塩を得るための
いろいろな努力をしていた。
塩を作るには薪がいる。
木を切って川の河口まで流して
その代償に河口でできた塩を入手して
山へ帰っていく。
そのための道ができる。
なかなかに含蓄のある話が書かれている。
これらは民衆に分け入って
実際に聞いていったもの。
書物に残らない民衆の歴史が
ここにある。

塩の道 (講談社学術文庫 (677))塩の道 (講談社学術文庫 (677))
(1985/03/06)
宮本 常一

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[ 2010/06/02 09:22 ] | TB(0) | CM(0)
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Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
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