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絶対、最強の恋のうた 本と映画とDVDはこれを見よ!

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絶対、最強の恋のうた

中村 航の『絶対、最強の恋のうた』を読みました。
この作者は過去にも読んで、けっこう気に入っています。
まずタイトルのつけ方がいい。
キャッチーですね。
次に主人公たちが独特の視点で人生を見ている感じがいい。
出てくるネタがいい。
この本は、大学に入った大野君が
彼女と出会ってつきあう話。
こう書くと何だかよくありそうな話だけど
そのよくありそうなネタなのに
いろいろな視点や題材を詰め込んで
読ませるのはさすが。
大学の文化祭で
彼女が校庭の真ん中にあるモニュメントを見ながら
初めて会った大野君に
「誰が作ったんですかね?」と聞く。
そのあと、彼が屋台で焼きソバを作っている彼女に出会い
「誰が作ったんですかね」と聞くウィットに富んだ感じ。
高校時代のにぎやかな彼女とその友だちを
カナリヤたちと表現するセンス。
なかでも、坂本という友だちに誘われて
木戸さんという学校に出てきていない先輩のうちに
週1回火曜日に行くようになり
そこで必ず鍋を食うシーンはいい。
飲んで、坂本君が片思いする彼女にできた彼氏を
殴りに行こうと盛り上がる。
翌朝、木戸さんは殴りに行こうと二人を連れて出るが
途中で大野君が「行かない」「行かせない」と言い出し
最後には相撲で決着をつける展開。
視点が急に変わって、
後半は彼女の側の視点で描かれるとかも新鮮。
でも、さすがなんだけど
この作者のほかの小説に比べて
やっぱり普通な感じは否めない。
恋愛小説って難しいんだね。
絶対、最強の恋のうた (小学館文庫)絶対、最強の恋のうた (小学館文庫)
(2008/11/07)
中村 航

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[ 2008/12/20 04:27 ] | TB(0) | CM(0)
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ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
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