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ブラフマンの埋葬 本と映画とDVDはこれを見よ!

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ブラフマンの埋葬

8月3日分。
ブラフマンとは何なのか。
僕はなぜ「創作者の家」で世話の仕事をしているのか。
雑貨屋の娘は誰と会っていたのか。
謎の多い物語。
そして、謎は謎のままで終わっていく物語。
主人公の僕は「創作者の家」で
そこに宿泊する芸術家たちの世話をしていた。
突然けがをして舞い込んだブラフマン。
動物のようだが、最後までその正体は明かされない。
サンスクリット語で「謎」を意味するその名のように。
僕が好意を寄せる雑貨屋の娘は定期的に電車でその町を訪れる男と
古代墓場で会っているようだ。
僕は娘に自動車の運転を教えたり、少しずつ距離が縮まっていくように見えた。
しかし、夏が終わったころ、僕が隣に乗り、娘が運転する車の前に
ブラフマンが飛び出し、ブラフマンは死ぬ。
そして物語はブラフマンの葬式について淡々と箇条書きで描かれ終わる。
謎は謎のまま。ブラフマンの死とともに
僕と娘の関係も止まったまま。

ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)
(2007/04/13)
小川 洋子

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[ 2010/12/08 10:11 ] | TB(0) | CM(0)
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Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
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