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サハラに舞う羽根 本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

サハラに舞う羽根

8月4日分。
戦争映画。
しかし、本質は自分探し。
舞台は19世紀末の英国、そして、戦地である砂漠のスーダン。
英国士官であるヒース・レジャーは、ケイト・ハドソンと婚約している。
そして、レジャーたちの部隊はスーダンへ反乱軍鎮圧を命じられる。
しかし、レジャーは戦地に赴くことを拒否し、除隊する。
士官学校の友人たちから送られた臆病者を意味する白い3枚の羽根。
そして、何と4枚目を送ったのは婚約者のハドソンだった。
失意のあまり、レジャーは茫然自失となり
悩んだ結果、友たちを助けるために単身スーダンへ渡り
現地の人間になりすまして、英国部隊を見守る。
途中出会った現地の雄士と知り合い、
この雄姿がレジャーの助っ人となる。
しかし、英国軍は反乱軍に取り囲まれ
砂地で一敗地にまみれる。
このシーンの映像が印象的。
英国軍が指揮官を中心に鉄砲隊を周辺に配し四角い陣を作る。
そこへ迫ってくる馬上の敵の集団。
英国軍は壊滅目前で味方の援護を受け
何とか壊滅を免れる。
そこに至る戦争の凄みが見事に描かれている。
この戦いでレジャーの一番の友人であるウェス・ベントレーは失明する。
目の見えない彼を死地から助けたのはレジャーだった。
英国に戻ったベントレーは手紙のやりとりで想いが深まったハドソンと結婚する。
時は経ち、敵に捕まったレジャーも何とか脱出し、英国へ戻る。
そして、親友とかつての婚約者の結婚を知る。
二人のもとを訪ねたレジャー。
ベントレーは自分を助けたのがレジャーだと知り
ハドソンは白い羽根を送ったことを後悔し続けていたが
いまもやはりレジャーを愛していることを確認し
レジャーとハドソンがいっしょに生きていくことを予感させるエピローグとなる。
レジャーは送られた4枚の羽根を肌身離さず持ち続け
それを守り神のようにサハラで生き、放浪し、英国軍の友を助け
生き伸びて帰国する。
タイトルの意味がこの羽根なのだ。
英国文学の名作を映画化したこの映画。
英国の独特のゆったりとした流れをもっている作品だ。
ただ、戦争の恐ろしさは描かれているが
あくまで英国側からであり、反戦映画ではない。
むしろ、19世紀英国を背景にした
人間ドラマとして観た。


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(2004/01/23)
ヒース・レジャー、ケイト・ハドソン 他

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プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

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