FC2ブログ

ホワイト・オランダー 本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

ホーム > 映画・DVD・TVプログラム・舞台 > ホワイト・オランダー

ホワイト・オランダー

「ごめんね、壊しちゃった」
「いいよ、いつか壊れる」
少女と少年の会話が
心の一番やわらかな部分に刺さった。


少女は恋人を殺し
刑務所にいる母をもつ
美しすぎるティーン。


一人きりになった少女は里親のもとを転々とする。
2つ目のうちで里親の彼氏に気に入れられ
それがきっかけでその家族は壊れていく。
冒頭の言葉は、他の里子の男の子と交わした
別れ際の会話だ。

物語は2つの断面を見せる。
少女の何人かの里親との出会いと別れ。
強烈な個性をもつアーティストの母親との愛憎。


それぞれのシーンに心を揺らすエピソードがある。
こちらの心の状態で感じる場面が違ってくる。

最初の里親は売れない女優。
旦那は映画監督。
豪華な家に住む二人は一見幸せそうだが
次第にひび割れを見せてくる。
そして、少女の母親が刑務所で面会した結果。
女性は自殺を遂げる。

少女を自分のものにしておきたい母親。
強烈な自我。それと戦う少女。
しかし、少女にも母親のDNAが。
強烈な自我が、美しく誘う魔性が
知らずに目覚めてくる。

二人目の里親は先ほどの女優。

そして最後の里親の元にも
い続けることできなかった。

母親の愛情を求め、
束縛から逃げたいと感じ
揺れ動く少女。

最後に母親の元を離れ
恋人と旅立つシーンに
親離れの恍惚と淋しさを見た。


母親は解放してくれた。
しかし、また、少女の人生に
近づいてくるかもしれない。

それは嫌なのか。
それともどこかで待っているのか。



ホワイト・オランダー [DVD]ホワイト・オランダー [DVD]
(2003/10/24)
ミッシェル・ファイファー、レニー・ゼルウィガー 他

商品詳細を見る
スポンサーサイト
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

リンク/画像について

リンク/画像に問題がある場合は
トラバかコメントで書き込みください。
削除いたします。

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム