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スパイ・ゲーム 本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

スパイ・ゲーム

本当のスパイ映画とはこうだ。

かっこいいとはこういうことだろう。
CIA退職の日。
レッドフォードのかつての部下ブラピが中国で捕まった。
レッドフォードは果たして彼を救い出せるのか。

スパイとは諜報活動を行う者のこと。
情報収集と情報操作で目的を達成する。
この映画はそうしたスパイの本質を描いている。
決して007に代表されるようなドンパチ、アクションものではない。

レッドフォードは年老いたCIA職員。
退職を迎えて、最後の1日という設定がいい。
画面にタイムリーに時間が出て、緊迫感を誘う。
レッドフォード退職のリミットが
ブラピの処刑のリミット。

場面はほとんどラングレーのCIA本部。
その会議室内となる。
レッドフォードはブラピの元上司として
会議への出席を求められ
かつての彼との事件の数々を語っていく。
会議はブラピの独自行動の結果の逮捕に
見捨てる方向へと進んでいく。
裏で動くレッドフォード。
これまで築き上げたネットワークとスキルを駆使して
CIAから電話やFAXを送ることで、
事態を動かしていく。

ここらへんのスピード感とスリル。
果たしてブラピは救出されるのか
といったドキドキが高まっていく。
過去の回想シーン以外に
メインの流れでは
アクションがまったくと言っていいほどないのに
逆に何十倍のアクションを見たように
緊張してくる。
心理戦という言葉が頭をよぎる。

ラスト。
ブラピがなぜ独自行動を取ったのか。
その理由が明らかになっていくあたりから
人間ドラマが際立ってくる。

レッドフォードはブラピのつかまっている現場から
遠く離れたCIAの一室でブラピ救出劇を演出する。

ラストにブラピが「ディナー作戦」という名前を聞いたとき
彼を助けたのがレッドフォードと気づく辺りは感動的だ。

そして。ラスト。
レッドフォードは古いポルシェで去っていく。

アクションを裏で糸引く者。
そんなスパイの本質が描かれ
しかも、レッドフォードならではの
ヒューマンな味わいにあふれた1本だ。

タフでキレてるブラピもいい。


スパイ・ゲーム [DVD]スパイ・ゲーム [DVD]
(2002/07/25)
ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピット 他

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プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

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