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ダークナイト 本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

ダークナイト

闇の正義が異形の悪を生む。
バットマンは最凶の
ジョーカーを引き当てた。


冒頭から現れる複数のバットマン。
そこからすでに正義のゆらぎが見てとれる。

闇の正義を完徹しようとするバットマン。
そこに光の正義である地方検事デントが
脚光を浴びて登場。
バットマンが作り出したともいえる闇の悪ジョーカーが
徐々に狂気を増幅させ、
バットマンとデント、ジョーカーの三位一体となった物語は
ジョーカーの逮捕から、さらに闇の深みへと没入し、正義を問う。

そして、デントと、
そのフィアンセであり
バットマンも思いを寄せるレイチェルという
二人の命のルーレットが始まる。
レイチェルは命を落とし、
デントはツーフェイスへと変貌する。

大切な者の命を秤にかけ続けるジョーカーから
バットマンへの言葉は熾烈を極める。
それは現代の正義への言葉にも思える。

「お前と俺は一緒だ。
光のダントは光ゆえに闇へと身を落した」と。

いくつもの命が失われ、また危機にさらされ、
闇の正義を追い続けるバットマンも悩み続ける。

光でないこと、闇であること。
正義ではなく、守護者であること。
ジョーカーを殺さないこと、殺せないこと。
ぎりぎりのアメリカの生き様がここにある。

バットマンはそのありようから大人のヒーローである。
スパイダーマンのように未成熟のヒーローではない。
だからこそ悩みは深い。リアルだ。

公開が決定している続編に
大いに期待したい。

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(2008/12/10)
クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン 他

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プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

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