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ファム・ファタール 本と映画とDVDはこれを見よ!

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ファム・ファタール

散文詩のような自由さで
語られるクライム・ミステリー。


デ・パルマは自由な筆致で
美しくも危険な
万華鏡のような
ミステリーを創りあげた。

ファム・ファタールとは
運命の女の意味。
危険な女と
意訳してもいいだろう。

映画はカンヌ映画祭の
レッドカーペットから始まる。

監督が連れた女性は
素肌に黄金の蛇のアクセサリーをまとう。
そのアクセサリーを奪おうとする
強盗集団が計画を遂行する。

一味の女性がトイレで
その黄金のアクセサリーをまとう女性と
レズシーンを展開する様は
エロチックさに息を呑む。

この一味の女性がヒロイン。
裏切りを続ける危険な女だ。

その黄金を持ち逃げした女は、
強盗一味から追われる羽目になる。
ところが女が自分と瓜二つの女性と
出会うところから
物語は自由闊達に躍動する。

そこにパパラッチのカメラマンもからみ、
物語は散文詩のように
どこへ向かうのかわからなくなる。

そして飛行機で出会った
外交官の夫人となった女は
再びフランスに戻る。
パパラッチのカメラマンを巻き込み、
新たな陰謀を企てる。
しかし、その先には……。

何度か女性が落下するシーンが
象徴的で印象に残る。

ラスト近くで物語は
予期せぬところへ巻き戻され、
新たなエンディングを迎える。

怖き者、その名は女。

川を泳ぐように
思いに溺れるように
人生は流れていく。

その果てには
何が待っているだろうか。


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(2004/01/30)
レベッカ・ローミン=ステイモス、アントニオ・バンデラス 他

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ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
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