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独白するユニバーサル横メルカトル

暴力の刻印。

この本に置かれた8つの短編は
どれもが血と汗と殺戮にあふれている。
そこで描かれているのは暴力の印。
人は暴力に怯える。
そして暴力に頭を押さえつけられる。
そして、かすかに暴力に魅入られていく。

中でも『Ωの聖餐』が好きだ。
グロテスクな巨大な肉体と知性。
人の脳を食べて知識を吸収するというロジックに魅かれた。
終わり方もいい。

この本に押された数々の暴力の刻印。
その嵐の中でふっと静けさを感じる。
人は生き、暴力を行い、死んでいく。
動物よりも動物的な。


独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)
(2009/01/08)
平山 夢明

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[ 2013/12/26 12:19 ] | TB(0) | CM(0)
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Author:ミツ
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