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何もかも憂鬱な夜に 本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

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何もかも憂鬱な夜に

孤独の深度。

孤独が好きだ。
孤独を描いた小説が好きだ。
孤独は寂しすぎるので、酒が友となる。
本がかたわらとなる。

そのとき、孤独の深度が重要だ。
自分に合う深度。

中村文則は孤独を描く作家だ。
物語を貫く強靭な孤独。
その深度が深すぎると感じながらも、心惹かれてきた。

この本は一読すると強靭さが薄いように感じる。
主人公の刑務所の刑務官は壊れそうで壊れない。

その周辺で自殺した親友がいる。
死刑囚がいる。
彼らに対して、主人公はモラトリアムにさえ感じる。
その意味は?
一人の強靭な孤独を追体験する物語と
趣が異なる本書に戸惑いを覚えた。
それは生きるということの殺伐さを表しているが。
でも、ともに生きようというメッセージを受け取った。


何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)
(2012/02/17)
中村 文則

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[ 2014/10/03 10:39 ] | TB(0) | CM(0)
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ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
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