FC2ブログ

凍りのくじら 本と映画とDVDはこれを見よ!

ほぼ1日1作品をめざしてレビュー!

ホーム > > 凍りのくじら

凍りのくじら

『凍りのくじら』を読みました。
辻村深月という作家。
この人の本は初めて読みます。
主人公は女子高生。
頭のいい進学校に通っていながら
違う学校の遊び仲間と
夜通しつるんでいる。
本を読んでいるのが大好き。
別れた彼が少し偏執狂。
で、実は学校の友だちも
つるんでいる遊び仲間も
どこか馬鹿にしている。
自分をさらけださない。さらけだせない。
お父さんは写真家で今は失踪していない。
お母さんはガンで入院している。
うちには一人。
こう書くと同情したくなる部分と
嫌な感じの部分が
微妙に入り混じっている。
で、彼女を、そして、この本を
もっとも特徴づけているのが
彼女がドラえもんが大好きだってこと。
ドラえもんを好きな人に悪い人はいない
ってこともないだろうけど、
そこでこの小説がグッと読者に近づきます。
そして、偏執狂の元彼との間をあいまいにしておいたことで
事件が起きてゆきます。
そして、この物語の最後に
この小説はSFだったんだって。
SFってこんなに温かいんだって。
ドラえもんの、主人公が敬愛する藤子先生の思いが
この小説に結晶しているなって感じられて
ちょっと感動しちゃいました。
別の本も読みたくなる小説でした。
凍りのくじら (講談社文庫)凍りのくじら (講談社文庫)
(2008/11/14)
辻村 深月

商品詳細を見る


スポンサーサイト



[ 2009/01/28 13:48 ] | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
できない日はごめんなさい。

リンク/画像について

リンク/画像に問題がある場合は
トラバかコメントで書き込みください。
削除いたします。

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム