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応仁の乱 本と映画とDVDはこれを見よ!

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応仁の乱

中公新書の「応仁の乱」が
20万部を超えるベストセラーとなったという
記事を受けて、読み始めた。

しかし、登場人物が多く、
経緯も複雑で
どうも腑に落ちなかった。
読後、感じるのが、
この複雑さこそが
応仁の乱を長引かせた要因であったのではないか。

さまざまな対立要因を抱え込み、
それぞれの中心を明快に特定できず、
だからこそ、疲弊する長期戦となったのであろう。

基本構造は、細川勝元に対する
新興勢力たる山名宗全の挑戦で始まったわけだが、
そこにさまざまな対立構造が取り込まれることで
終わろうにも終われない戦いが続いたのである。

結果、終戦後には足利幕府の弱体化をもたらし
守護大名から戦国大名へと大名の変化が起き、
戦国時代を用意することになるのである。

貴族たちの次男以降が寺に入僧する構図は
ヨーロッパの中世からルネサンスと
構図が類似しており、
寺社の持つ権力装置、
武装力を持った暴力装置としての側面を
見逃すことはできない。

それにしても、足利義政の朝令暮改は
目に余る。
人物に開戦の原因を求めるとすれば、
間違いなく義政だろう。
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[ 2017/08/22 19:08 ] | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
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