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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅/デヴィッド・イェーツ✓

魔法動物使い、アメリカへ。
J・K・ローリングの新たな旅立ち。

J・K・ローリングの新たな物語は
英国からアメリカに舞台を移し
魔法動物使いを主人公に据えた
ニュータイプへ変化した。

J・K・ローリングの物語の構造は
古代から世界史を貫く二元論を色濃く描いている。
悪と善、西洋と非西洋、そして、男と女。

歴史的に世界の宗教を見ても、
二元論が一般的で
キリスト教に見る一言論は例外的だ。

ハリー・ポッターのクラシカルさを残しつつ
アメリカの近代的な感覚を加味して
新たな物語の地平が生まれた。

主人公が持つトランクの中に広がる
魔法動物の圧倒的な世界に飛び込んだ映像は
ファンタジックで大いに魅力的だ。

そして、ゆっくりと始まり
物語は大きな騒動へと発展していく。

アメリカ、しかも、ニューヨークを舞台にして
この破壊と再生の物語が描かれたことに
深い意味を感じる。

ラストで怪物に破壊された街やビルを
魔法使いたちが修復していく様に
911復興への希求を感じたのは
僕だけだろうか。

そして、日本人としては
311への思いも重なる。
涙を禁じえなかった。

魔法使いだけでなく
人間も仲間として活躍したのも
この物語の新しさだろう。
太っちょの彼が
次第にカッコよく見えてきて
ちょっとしたラブストーリーも生まれ
ラストに記憶を失うシーンでは
またまた涙が出た。

ハリーの可愛さから成長を遂げた
新世代の魔法使いストーリー。

このエンターティメントは
自然=魔法動物という
人間が古代から畏怖・敬愛してきた
隣人に支えられて
現代社会の抱える大きなきしみと
その解決への道標を
希望を込めて
描き出そうとしている。
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プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
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