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ドライビングMISSデイジー/ブルース・ベレスフォード✓

これはどう老いていくかの物語。

ジェシカ・タンディ演じるミスディジーが
自宅の車庫から自動車を出そうとして
庭から転落するところから話は始まる。

紡績会社の社長である息子が
母親であるミスディジーのために
専属ドライバーとして
モーガン・フリーマン演じるホークを雇う。

頑固なデイジーは
ホークをなかなか受け入れようとしないが
ミスディジーの外出の横を
ゆっくり走るホークに折れて
車に乗ることにする。

ミスディジーはユダヤ人。
ホークは黒人。
この2人の20年にわたる交流を描いた物語だ。

さりげないエピソードに
時代や人種問題などもからめつつ
この物語はミスディジーの痴呆で終わりを迎える。

老人ホームにいるミスディジーを
ホークが訪ね、静かに語り合うシーンがラストだ。

車の転落からミスディジーの老いは始まっている。
ホークも最後には運転をあきらめる。
老い。そして、人生。

どう老いていくかという問いは
どう生きてきたかという問いでもあるのだ。
今という一瞬一瞬の重なりが
些細な毎日の重なりが人生であるのだ。

最後にミスディジーの言葉を受けて
ホークは言う。
「何とかやっていくのが人生です」
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プロフィール

ミツ

Author:ミツ
神奈川県在住の
フリーランスコピーライター。
本と映画を中心に
1日1レビューをめざします。
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